2016年6月18日土曜日

杣添尾根

八ヶ岳の横岳。普通は長野県の茅野市から美濃戸口を経て、赤岳鉱泉か行者小屋経由で、赤岳回りか硫黄岳回りかで通過する感じです。日帰りする人も、途中の稜線の小屋で泊まる人も様々です。八ヶ岳の横岳にダイレクトに登ることが出来る唯一のルートが杣添尾根です。言い方を変えれば、最短で八ヶ岳の主稜線に行けるのが杣添尾根のルート。


登山口は海ノ口自然郷。別荘地のはずれです。自家用車で行くしかありません。杣添尾根は周回ルートの設定がやりにくいルート。同じところを登って下るというパターンがほとんどです。それでも最短で八ヶ岳の横岳に登れるので、意外と人気があります。


狭い駐車場は、すでに20台の車でいっぱいでした。


登り始めて見えた杣添尾根。わかりにくい写真ですが、左から右上の山頂目指して樹林帯の中を登って行く感じです。


杣添川北沢の枝沢に架かる橋を渡ると本格的な登山道の始まり。


横岳の三叉峰さんじゃほうから東に延びる杣添尾根そまぞえおね。標高2200mくらいで北東に延びる枝尾根に登山道が付けられています。ずっと針葉樹の森の中の、岩がゴロゴロした登山道。


2500mくらいまで来るとダケカンバの大木がたくさん登場します。ちょうど芽吹いたばかりでまぶしかったです。登山道は尾根の北側にトラバース気味につけられていて、ちょっと歩きにくい・・・


それでも空が、青空が見えて随分とスカッと登れました。


八ヶ岳の主峰赤岳もすぐとなり。


山頂が見えて(三叉峰)、急登を残すのみ。以外と山頂までは時間がかかりません。


山頂直下が縦走路。すごく人だらけの八ヶ岳の主稜線でした。お花もいっぱい!


食べきれないくらいのお昼。こんな場合は結構忙しくて、食べなきゃならないし、お話もしたいし、景色も見たい・・・あっという間に時間が流れてしまいます・・・


とどめの完熟さくらんぼ。


奥ノ院と呼ばれる横岳の主峰までピストンしました。ここも人がいっぱい、お花もいっぱい。


横岳西壁の大同心のアップ。クライマー3人が最後のテラスに見えました。


引いて、蓼科山や硫黄岳。


南に目を向けると、赤岳、阿弥陀岳、権現、ギボシ、遠くに南アルプス。


三叉峰に戻って杣添尾根を下ります。遠くの白いのは池でもソーラーパネルでもなく、畑のマルチシートです。作付されているのはレタスを中心とした高原野菜。


ミネサクラが咲いていました。ピンボケじゃん・・・


樹林帯の中もこんな感じ。ゴロゴロした岩と倒木。歩きにくいです。こういうの苦手な方多し。


下までくだってきたら夕方でした。夕日が川面に映ってきれいでした。




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