2016年11月18日金曜日

ミドリ池からシャクナゲ尾根

八ヶ岳に四季を通じて入山しやすい登山口のひとつ、稲子湯から主稜線に上がり周回した山行でした。稲子湯~ミドリ池~中山峠~ニュウ~シャクナゲ尾根というコース。アプローチのカラマツの植林地がとてもきれいでした。


この看板、長野県が登山届を出すようにアナウンスしているものですが、最近どこに行っても見かけます。山に登るなら登山届出しなさい!って、徹底している感がとてもいいと思います。


周回しながら地形図とにらめっこしていました。絶対に外さないという決心で周回しました。実は二年前の冬、今回とは逆のコースでシャクナゲ尾根から周回したとき、読図が出来ていなくてえらい目にあったのでした。おかしいだろ-!そんなはずはない!なんでそんなことになったんだ!の検証の今回。これは自分自身の感覚の問題なので、文章にしますがお分かりいただけないかもしれません。写真はこまどり沢のポイントの手前の堰堤かな?と思う石積です。


こまどり沢を過ぎると登場する森林軌道のレール。森林軌道の記事


シラビソ小屋横のミドリ池と稲子岳南壁。もう氷が張っています。


中山峠に向かう途中から見た稲子岳南壁。


中山峠に登る急登か見える稲子岳。


最後の急登をこなした中山峠。北八つのメインルートの十字路的な場所。


北に向かうと優しい縦走路になります。


木の間から見える中山。


分岐を東にとって、結構長い縦走路ですが、いよいよニュウ二近づいてきました。岩のピークがニュウです。ニュウに近づくと樹林帯の中であっても結構岩が歩きにくい登山道となります。


ニュウからの大展望!見えている池は白駒池です。


ニュウの三角点と北八つの山々。


この分岐は、ニュウからだいたい東に移動して出てくる四辻ともいえる分岐。何が四辻かと言えば、ニュウ-白駒池-白樺尾根-シャクナゲ尾根の四辻。


以下の写真2枚、地形図を見ることに慣れた方は凝視してみてください。すぐの写真の地形図、実際のものとは違っています。二枚目の地形図が実際のものです。古い地形図の記載が実際のものとは違っていて、2年前の冬は非常に難儀したのでした・・・そこの記事


こちらは実際に即した破線となっています。


まだ冬がやってきてないので、歩きやすいきれいな登山道でした。雪でどこを歩こうかと悩む必要がないという意味です。


シャクナゲ尾根のシャクナゲ。シャクナゲ尾根、夏でも初心者は選択しないほうが良いルートです。冬だといつもトレースがあるわけではないので、なお更初心者は入ってはいけないルートです。


こんな立派な標識もありますが、途中の判断が難しい尾根です。この周辺は、夏でも冬でもルートを外すととても歩きにくいです。それは読図の問題ではなく、岩がゴロゴロしていて、地形だけ見た歩くということが出来ないからです。おまけに既成の登山道もわかりにくいところがあるので、安易に入山すべきルートではありません。ご注意ください!


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