2016年12月23日金曜日

浅間隠山

浅間隠山1757m(あさまかくしやま)は浅間山の東、群馬県側から見ると浅間山を隠してしまう存在という意味でしょう。登山口まで3時間くらいのドライブ。富士山に向かって、いってきます! って感じの朝。写真は韮崎からの富士山です。


野辺山あたり。八ヶ岳に朝日があたってむちゃくちゃ奇麗でした!


佐久の市街地を抜けて、浅間山がどんどん迫ってきました。


軽井沢を抜けて、長野県から群馬県に入る国道146号線。浅間山が真っ白でした。


雪の降り始めは11月と速かった今年、ここにきて暖かい日が続いていますが、雪が降る前提の地域はしっかり塩化カルシウム散布がされています。峠の茶屋の道路の様子です。


北軽井沢駅?昭和37年まで存在したという「草軽電鉄くさかるでんてつ」の駅舎。50年くらい運行していた、軽井沢と草津温泉を結んでいた鉄道ということだそうです。


長野県と群馬県の境、二度上峠(にどあげとうげ)からの浅間山。長野と群馬の県境の景色での主役はやっぱり浅間山です。二度上峠の響きは、今風に言えば物流ということでしょう。やはり群馬側からこの高原地帯に物を運びながら登りあげるのは、大変な労力が必要だったということが地名に現れています。


二度上峠から南下するルート上の鼻曲山のサイン。


二度上峠(にどあげとうげ)からの浅間隠山。


二度上峠(にどあげとうげ)から少し群馬側に下ったところが登山口の浅間隠山。


初めてのルートでも地形図を読みながら、地形の特徴をとらえながら登ります。どのくらい登れば傾斜がどうなって、どんなふうに角度が変わるかということを把握しながら進みます。案内の道標がどうこうということは、おおげさに言えば関係ありません。地形と地形図が一致していれば不安は全くありません。そういったことを当たり前として登っていきます。


完全な冬にはなっていないので、多少泥んこっぽい登山道。冬だったら軽アイゼンぐらいは準備したほうが良い標高です。


浅間隠山山頂
浅間山の東に連なる山々は角落つのおち山塊と呼ばれる古い火山の残骸です。三角錐のような特徴的な山容をした角落山つのおちやまを中心に剣ヶ峰、鼻曲山、浅間隠山など古い火山の頂が連なっています。最高峰はこの浅間隠山1,757mです。


冬でなければ出会えない雪化粧した浅間山。ここだけ見ていれば日本の山じゃないみたいな山容です。展望の浅間隠山。


妙義山のギザギザがよく見えました。


こんな感じの登山道。笹枯れの樹林帯ですが、葉が落ちたあとなので明るいです。


熊棚がありました。ミズナラの木にしっかり熊の爪痕が付いていました。


登山ルート自体は半日コースって感じのボリュームです。展望のきいた素晴らしい山でした。


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