2017年3月15日水曜日

三浦 岩礁の道

せっかく三浦半島までやって来たのですから、どんな所なんだろうと探りたくなった朝。


関東ふれあいの道、三浦・岩礁のみちというのがあったので、山ではありませんが岩ごつごつの海岸沿いの道を歩いてみました。関東ふれあいの道というのは、約30年前に全国的に整備されたハイキングコースの総称のようですが、詳しいことはわかりません。
「環境省の長距離自然歩道構想(北海道から 九州まで、総延長21,000km)の関東版、首都圏自然歩道のことで 1988年頃までに整備された関東1都6県にまたがるハイキングコース。 「関東ふれあいの道」は、全部で144コースあり、総延長は1655kmになります。」


毘沙門湾から盗人狩ぬすっとがりまで行ってみました。


ルートを示すコンクリートの目印。だいぶ風化が進んでいます。潮風や波で海沿いの道の整備は大変だろうと想像できました。


海の浸食がメインのエリア。


海の岬と入江の関係は、どことなく山の中の尾根と沢地形の関係と同じなのだと思います。それも歩いてみないとわからないことです。


盗人狩。説明板の内容
昔、盗賊が追われて、この山の端まで来て下を見ると、恐ろしい断崖(高さ約30m)と怒涛のさか巻に、ぞくぞくと身振いして足がすくんで動けなくなりたやすく捕まったという。それで「ぬすっとがり」の名が残っている。


見事な縞模様の地層が広がっていました。


なんとも不思議な景色です。


東に目をやれば、房総半島の山々が見えました。真ん中の双耳峰の山が富山とみさんです。


漁業権もあるので、あくまで自家用採取だと言っていたおじさん。わかめが取れる季節になったという事らしいです。海藻も旬があるんですね。


天然わかめです。


こちらは、毘沙門湾に干されていたひじき。


この辺りで統一された関東ふれあいの道の案内。


三浦半島も南は畑だらけです。ちょうど大根の出荷時期みたいでした。大根畑にびっしりの大根。



三浦野菜の畑が続く大地。


農家によってやり方はいろいろなのでしょうが、効率を追求している感じはよくわかりました。


収穫して洗浄して段ボールに詰められて、トラックに積み込まれた大根。


農家直営の販売所がたくさんありました。新鮮で安い!


直売所は作業所も兼ねています。収穫した根菜を洗う装置。


いつでも売られる状態になった大根。見事でした。こういうの大好きです。



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