2017年12月26日火曜日

有東木

有東木(うとうぎ)と読みます。
安倍奥の山行の帰り、以前から気になっていたところです。安倍川沿いの県道「渡ど」の集落を過ぎたところ右上に続く道を3㎞くらい登った集落が有東木うとうぎです。


ワサビ(山葵)栽培発祥の地と盛んに案内されています。
「わさびの栽培は、今から400年前、慶長年間(1596~1615年)に安倍郡大河内村有東木(現在の静岡市葵区有東木)で始まったとされています。その後、伊豆などの各地域へ広まっていきました。そのころ駿府に隠居していた徳川家康公に、有東木の庄屋がわさびを献上したところ、その香りとその独特な辛味を絶賛し、家康公のお声掛かりで有東木のわさびは門外不出の御法度品になったと伝えられています。」静岡県HP


お茶畑とワサビ田の有東木うとうぎ


わさび栽培発祥の地の記念碑


諸説あるようですが、有東木(うとうぎ)の前の呼び方が(うつろぎ)であったということ

「昔、この地に逃れてきた落ち武者が大きな洞に住み着いたことから「うつろ木」→「うとろ木」→「うとう木」といわれ、それが有東木(うとうぎ)の地名となったといわれており、これが店の名前の由来となっています。」静岡市HP


少しややこしいですが、有東木(うとうぎ)にある、「うつろぎ」というお店です。


が~ん、もう終わってんじゃん・・・


わさびの効いた蕎麦も、シンプルな「さびめし」も次回のお楽しみとします。

ちなみに、わさびの生産量は長野県安曇野がダントツです。次は静岡ですが、伊豆が生産量は多いです。安倍奥が栽培の発祥地ですが、今回八森山の沢筋で見た石積みにわさびが育っていた頃は、わさび栽培絶頂期だったのかも知れません。


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