2018年2月4日日曜日

薩埵峠

浜石岳に登って来ました。この山行、寒いところが苦手な僕がどこか面白いところはないかと考えた物です。このエリアは調べれば調べるほど面白いエピソードがテンコ盛りです。山梨から、静岡から、名古屋からそれぞれのご参加いただいた方がいて凄く段取りが難しいアプローチになりました。名古屋からの方は新幹線で新富士駅にて合流。ネットが普及していなかったちょっと前なら成立していなかった山行なので、やっぱすごいな~と思います。国道1号線で駿河湾が見え、お~!となりました。


国道1号線を静岡方面に移動。左が駿河湾右が薩埵峠、いちばん狭い場所。上は東名高速です。とっても立体感がある道路。


興津に車を停めて歩き始めました。興津川を渡る橋です。江戸時代の東海道とその後に出来た街道の成り立ちで元々のみちは?という感じではありますが細かいことはまぁいいじゃないですか、とりあえず薩埵峠を目指します。写真の見える山のむこうが薩埵峠です。


このサインが、環境省と静岡県連名の道しるべです。


興津川の左岸に渡ってこんな説明板。江戸時代の旅はやっぱ大変だったのでしょう。


ぐるぐるっと回ってこの墓地の先が薩埵峠への道です。


ちょっと急な道。短いので問題にはなりません。どんどん東に移動しながら開放感のある空間になりました。


桜が満開!この桜、薄寒桜というサクラです。有名な河津桜より早く開花する桜だそうです。薩埵峠の南のエリアは満開で散り始めてました。


薩埵峠の見どころは、意外に距離があって桜の開花を楽しんだエリアから先ではまだ5分咲きの薄寒桜だったりしました。まだ寒い時期なのでちょっと移動するだけで開花状況は変化します。


さすが静岡県、こんな無人販売で格安でみかんが販売されています。わくわくです!


幸田文さんの文学碑は薩埵峠にありました。全国の交通の難所を訪ねたのでしょうか?


ここの駐車場は大人気の場所で、あっという間に埋まってしまいます。車の出入りが激しい人気スポットです。ここに車を停めて浜石岳に行くというのはNGです。登山者よりも普通の観光客の方が圧倒的に多いからです。登山者の方が圧倒的に少ないという場所のほうが多いと思います。そんな神経の使い方は大事です。


歌川広重の由比というタイトルの浮世絵。崖っぷち感が出てます。この浮世絵を見てむちゃくちゃ行きたくなった場所でした。なのでこの日の山行を一番エンジョイしたのは間違いなく僕です。御参加いただいた皆様ありがとうございました。



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