2018年8月14日火曜日

奥又白池

すっかりお気に入りの場所になった前穂高岳東面の奥又白池に行ってきました。連日猛暑の今年の夏。上高地も暑かったです。


明神、徳澤園と進みますが、梓川にサルの群れ。人間とのトラブルはあるのでしょうか?まぁ、眼を合わせないこと餌やりなんてもっての外です。


明神岳の全体が見える場所


自分たちの進行方向とサルの群れの移動方向が一緒で・・・


暑いので徳澤園にはミストのサービス。ほとんど効果はなかった・・・


景色が明神岳から前穂に代わって、新村橋を渡ります。


新村橋を渡って林道を歩いていたら、群れから離れたオスザルに威嚇されちょっと後退しました。歯をむき出して威嚇する姿に恐怖を覚え、ザックからストックを外して万が一に備えると逃げて行ったオスザル。写真は奥又白谷の「氷壁」の慰霊碑。


正面に松高ルンゼと中畠新道の尾根。


急登をこなして標高2470mの池に到着。


大汗かいてこの場所に来ると素直に嬉しいです。水場は枯れていませんでした。



やっぱり夏の奥又白池はイマイチな感じですが、何枚かアップします。


風がなく池の表面が静かだと鏡のようです。


混むこともありますが、10張り以上はテントを張れます。


奥又白池と前穂北尾根。


夕方の前穂高岳。


常念岳が左、蝶ヶ岳の同定は難しいです。平らなので。


池に映った前穂高岳。


翌朝の奥又白池。


日の出は蝶槍と呼ばれるピークの右からでした。


2018年8月9日木曜日

黒戸尾根

ずいぶん久しぶりに甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を歩きました。僕の住む韮崎から、国道20号を北西に走って北杜市武川町に入った瞬間に目に飛び込んでくる景色。甲斐駒の山頂から右に下っているのが黒戸尾根です。途中のピークが尾根の名前の由来の黒戸山。


登山口竹宇駒ケ岳神社駐車場。とても広い駐車場です。


竹宇駒ケ岳神社


日本三大急登は?というとき、必ず入る黒戸尾根です。山梨の人はどことなくそのことを誇らしく思っているんじゃないかな?甲府盆地から見る甲斐駒ヶ岳はとてもかっこいい。笹の平手前の登山道。真っすぐ行けば粥餅石といういい水場がありますが、途中道が崩れていて今は別ルートで水場は通過しないのが残念です。それも30年くらい前から。


甲斐駒のことはいくらでも書くことがありますが、今回はさらっといきます。


刃渡りの岩場


ホツツジがたくさん。ここのはピンクが濃いです。


刃渡りを過ぎると鎖場、はしご場が続きます。


刀利天狗  黒戸山の西側をトラバース気味に登っていきます。


こんな段差はたくさんあります。


五合目へいったん下り。   五合目小屋跡の台地です。


甲斐駒講の石碑 江戸時代の末から明治にかけて白装束の講中登山が盛んに行われました


最大の難所の始まり


垂直に感じる梯子です。本当によく整備された登山道です。


ふと横に目をやると、昔の鎖と彫られたステップが見えました。


同じところを上から見てみます。下は黄蓮谷の真っ逆さまです。


尾根上唯一の営業小屋七丈小屋の堀内 美津子さん


この小屋があるからこそ、多くの登山者が四季を通じて黒戸尾根に登ることができると思います。


黒戸山がずいぶん下になりました。


八合目 立派な鳥居は崩れてだいぶ経ちます。


八合目の岩小屋。天井は低いけど5~6人は泊まれます。


タカネビランジのピンクが鮮やかでした。


九合目までまた急登が続きます。


前は三本立っていたのに...


摩利支天を見下ろします。


甲斐駒ヶ岳山頂


一等三角点です。点名「甲駒ケ嶽」


2018年8月4日土曜日

間ノ岳北岳募集

間ノ岳から北岳にひと筆書きで登る山行募集です。


日本百名山の北岳、間ノ岳です。多くの場合広河原からピストンで北岳、間ノ岳に登ります。三日間無駄なく行動できるルートを考えてみました。

日時 : 2018年8月31日、9月1、2日(金、土、日)

集合 : JR中央線「塩尻駅」  8月31日(金) 午前10:00 
     またはJR中央線「韮崎駅」8月31日(金) 午前8:40

経路 : 塩尻駅=戸台仙流荘=北沢峠=野呂川出合-両俣小屋泊
     広河原=北沢峠=仙流荘=塩尻駅 解散

流れ:
1日目:戸台仙流荘からバスにて北沢峠に移動。北沢峠でバス乗り換え、野呂川出合に移動林道歩きで両俣小屋に向かいます。おおむね2時間半で両俣小屋です。星さんという女性が経営している小屋で、とても快適な小屋です。         行動時間2.5時間

2日目:両俣小屋から仙塩尾根の野呂川乗越へのきつい登り。登山者の少ない南アルプスの奥深いところです。三峰岳への登りはきついですが、素晴らしい展望です。三峰岳から間ノ岳へ。中白根を通って3,000mの稜線歩きを楽しみながら北岳へ。3,000mに立つ北岳肩の小屋に泊まります。                    行動時間7時間

のんびり下れる3日目です。というのも12:30の広河原からのバスに乗ればいいからです。広河原からバスを乗り継いで戸台仙流荘へ移動。ガイド車にて塩尻駅に移動。
                               行動時間4時間


参加費 : ¥58,000(ガイド料、宿泊代、移動費など) 

・お申込みフォーム:こちらからどうぞ!

・催行にあたり同意書は必ず必要です。:こちらです。

・保険加入も必ず必要です。やまきふ共済会の共済をお勧めしています。:こちらです。


2018年8月1日水曜日

白馬三山

 白馬の山行は白馬鑓温泉と白馬大池というご希望でした。その間に白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳があって3つをまとめて白馬三山と呼んでます。白馬鑓温泉の前後の登山道がたいへんだし、鑓温泉にぜひ泊まってみたいというのもあり、時計回りの山行となりました。山行2日目が始まりました。小日向山が見えています。その左が小日向のコル。まだ白馬鑓温泉小屋の建物が見えています。


湯ノ入沢上部の雪渓とミヤマキンポウゲ。


湯ノ入沢左岸の岩まじりの斜面を登っていきます。


かなり丁寧に鎖が設置されています。概ね幅広のバンド状なので難しくはありません。


いちばん傾斜のあった鎖場。


鎖場を過ぎると大出原。傾斜が変わり展望が広がるのでわかります。


雪解けが終わったばかりのところにはハクサンコザクラがたくさん。


チングルマのお花畑


南に目をやると、八ヶ岳の右にうっすら富士山。


稜線までの間の唯一の雪渓。アイゼンは必要ありませんでした。


白馬鑓温泉小屋を出発して3時間、稜線はもうすぐです。


谷底から這い上がって来た感があるので稜線に立ち感激です。


とんがりが剱岳で、その左が雲まじりですが立山です。向こうが主役、なのでこちらは後立山連峰と呼ばれるわけです。


白馬鑓ヶ岳の最後の登り。


コマクサの出会え。


タカネツメクサ。


初めて会ったかもしれないミヤマアケボノソウ。


僕の好きなシコタンソウ。


白馬三山の真ん中の杓子岳。実はこの時かなり焦っていました。ゆっくりのんびり白馬の稜線を楽しむ計画でしたが、3日目の天候が崩れるということがはっきりしたので、白馬山荘宿泊予定を変更して、白馬大池小屋を目指すことにしました。白馬山荘から栂池までと、さらに進んだ白馬大池小屋から栂池までのほうが、雨の中の行動になるとすれば楽だからです。ゆとりがあれば余裕が生まれ安全にもつながります。なので当初の予定にプラス3時間で白馬大池小屋まで頑張っていただきました。


時間が押していて杓子岳の山頂は割愛。といえど白馬岳山頂にすぐ着くわけでもありません。白馬岳頂上宿舎という小屋の手前のピーク、丸山の登りが侮れませんでした。尖がっているのが白馬岳山頂です。


大雪渓を見下ろしました。


登山道の様子。


なんとも形のいい白馬岳山頂。真南から見ています。


振り返って、杓子岳とその向こうに白馬鑓ヶ岳。


日本最古の山小屋にして最大規模の白馬山荘。開業は明治の終わりです。登山道が県境で東が長野県、西が富山県。


魅力的な氷の暖簾。時間もないのでNGを出した冷酷なガイド。皆さんまたの機会のどうぞ!


ウルップソウはとうに終わっていましたが、遅咲きの花に色は確認できました。


シナノキンバイ。


白馬岳山頂2932.3m


白馬岳山頂から白馬大池までは緩やかですが、すれ違いにが厳しいところもあります。


普通の登山道の先にあるイメージの雪倉岳。僕の勝手なイメージですが。


三国境。三国は富山と新潟と長野。越中、越後、信濃です。


ここでも振り返ると白馬岳山頂。奥に杓子岳と白馬鑓ヶ岳が見えています。


稜線上の小蓮華岳への登山道、見た通りのやさしい登山道です。


小蓮華岳山頂


タカネヤハズハハコ 高嶺矢筈母子 矢筈は弓矢の矢のしっぽの所のこと。


ウサギギク 葉っぱをウサギの耳に見立てたネーミング。


タカネナデシコ。


ミヤマアズマギク


頑張りました!白馬鑓温泉小屋から白馬大池小屋までの1日です。


白馬大池小屋の夕食はカツカレー。カツはチキンカツです。予定を変更して白馬山荘宿泊予定をさらに3時間先の白馬大池小屋にしたわけですが、白馬山荘から連絡が行っていて、去年連泊したことを覚えていてくれて、快適なスペースを確保していただいたという結果でした。有難かったです。


白馬大池周辺を散策する時間もありました。


夕方のドラマチックな空の色を見ることもできました。


こういうのは興奮します!きれいですから!


白馬大池小屋の朝食。


3日目の朝。名残惜しく白馬大池を後にします。


とはいっても感傷に浸る暇がない現実がこの岩だらけの登山道。


白馬乗鞍岳に登っています。最後の見納めの白馬の瞳といわれる白馬大池。


白馬乗鞍岳山頂。


白馬乗鞍岳のゆるやかな山頂部を過ぎて現れる雪渓。ここは結構遅くまで残っているので想定内でした。


万が一のためにアイゼンを着けました。


その後の岩のセクション。ほんと気を抜くことができません。


この残雪地帯、例年以上に残雪量が多いと小屋での情報でした。雪渓の次の岩場で終わると思っていたのが、その岩場の下にしっかり残雪が残っていました。そこがかなりやばかったです。


その後もイワイワした斜面。神経がすり減ります。


天狗原(てんぐっぱら)まで下りてくればもう安心。


高層湿原の天狗原です。木道は去年再整備されピカピカです。


天狗原から栂池自然園のビジターセンターまでもしっかり歩きます。


栂池ビジターセンター。地形図だけ見たら白馬大池までルンルンの道のように思えますが、イワイワした急な雪渓もある登山道なので侮れない道です。


それでもロープウェー、ゴンドラと乗り継いで標高約850mの栂池まで下れば終点です。