2020年10月22日木曜日

谷川岳主稜線

西黒尾根から谷川岳に登って、大障子避難小屋に泊まった翌朝。日の出はオジカ沢ノ頭の南から昇るようでしたが、どんどん雲が湧いてきて太陽を見ることは出来ませんでした。


パッキングが終わって、がらんどうになった大障子避難小屋の中の様子。


大障子避難小屋の外観。水場も近く頼りになる避難小屋です。


ひと登りでの大障子ノ頭のピーク。奥には圧倒的な存在感の万太郎山。1954.1mのピークは谷川岳主稜線の主役に思えました。


そんな主役に敬意を表して気に入った写真をアップしときます。万太郎山です。


爼嵓まないたぐらが真ん中にドッカンと存在しています。左下にちっちゃく大障子ノ頭。


万太郎山山頂。ボア入りのテムレスを外すことが出来なかったくらい北寄りの風が止まなかった寒い日でした。


真っ白くなった富士山も見えました。手前は榛名山です。ぼこぼこをまとめて榛名山です。


万太郎山から南西に延びる尾根は、おもしろいくらい痩せていましたがそれほど危険な感じはしませんでした。


万太郎山北の斜面の笹はすこぶるきれい!奥は手前からエビス大黒ノ頭、どっかりでっかいのが仙ノ倉山です。


間違えて咲いてしまってたハクサンイチゲ。


越路避難小屋。


稜線上にいくつも小ピークがあって、登ったり下ったりする度に見える景色が変わります。


大海原のような笹原がきれいでした。


アップで撮ってみたマワットのセンという滝。はるか遠くの滝の音が主稜線まで届くんです。とても大きな滝壺と水の音に驚きました。写真アップしてるわけですがこんなに離れていても存在がわかる立派な滝。利根川支流の赤谷川の源流手前のマワットのセンです。センは滝という意味でしょう。


相変わらずとてもスリッピーな登山道。泥だけではなく岩も滑るのでとても神経を使います。


振り返った万太郎山。続く尾根のトップにトレースが見えます。歩いてきた道です。


エビス大黒ノ頭。シャープでなかなかかっこ良いピークでした。


エビス大黒避難小屋。北寄りの風があまりに寒く、避難小屋の中でお湯を沸かして休みました。避難小屋に入るくらいしか北風から逃れる術がないという谷川岳主稜線です。


仙ノ倉岳山頂の三角点柱石。三角点名「仙倉山」


右奥のなだらかなピークが最後の平標山。


半世紀以上前の標識。スポンサーは東芝。谷川岳肩の小屋から10000m、10㎞という標識ですが、基準が今風ではないと思いました。


平標山の登山道の階段。


3種類くらいで設置された階段でしたがこのタイプが楽でした。


平標山山頂。


標高が2000m内のに登場するハイマツと、雪国の山の泥んこ。


平標山から南に下る登山道も階段。笹原が終わるところに建つ平標山乃家。


河内沢の林道に下る登山道。紅葉がきれいだった1400ⅿ周辺。


最後の最後まで階段、階段、階段の平標山の登山道。


国道17号の越後湯沢駅行のバス停で無事下山となります。火打峠という名前の峠。


コロナ対応で窓が開いていたバスで越後湯沢駅に移動しました。寒いバス車中でした。


上越線で越後湯沢駅から土合駅に移動。土合駅、下りは長い階段歩きですが、上りはホームを歩いて改札で楽に出ることが出来ました。長い階段歩きはないって理解した山行の最後でした。


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