大菩薩連嶺の最南端の滝子山、滝子山の南は中央高速や中央線が走っています。
登山力を上げるためには普通に登っていてはだめで、ある程度傾斜が強いとか、高低差があるとか、難しいセクション例えば岩が登場するとか、そんなルートを登るというのがステップアップにつながるということがあります。先週でしたがそんな目的の山行をご一緒しました。滝子山の南尾根とも言われる寂惝尾根は正しくそんな尾根です。適度に緊張する険しい岩場が登場するのでステップアップにふさわしい尾根なんです。寂惝尾根と言われるのは、登山口から入ってすぐの廃屋が寂惝庵だからでしょうか?詳細はわかりません。登山口の桜公園の桜はまだ咲いていませんでした。
おそらくアカマツの松ぼっくり。標高が低いのでたくさん登場のアカマツ。あの松ぼっくりを象徴するようなアカマツの松ぼっくりのどこを食べるのかわかりませんが、左がリスなんかの哺乳類の食痕、右が取りが食べた食痕の松ぼっくりのエビフライ。
昔の山仕事の古い道を利用した登山道を使い尾根道に出たところ。そんな古道を歩いていたら思い出した自分の登山体験の思い出。高校生の頃ひとりで滝子山を歩いていた時、反対方向から木こりのおじさんに連れられた馬が3本くらいの切り出した木材を引いて山から降ろす姿を見たこと。そのころまだ山仕事に馬が活躍していたということです。その馬が活躍していた道を現在の僕ら登山者が利用させてもらっているということです。
段々細くなって険しくなってきた尾根の上の立派なブナの木。
見た目のもはっきりわかる岩の登場。地形的には迷うような枝尾根は登場しません。
ちょっとだけ登場した鎖。ここは一歩が厳しい感じでした。
はるかに南アルプスの峰々が確認で行きました。
5月の下旬にはここもイワカガミにいろどられるという葉っぱ。
主稜線に出たら設置されていた標識。下りでは使わない方がいい寂惝尾根です。
地面は凍っていなくちょっと前の残雪が残っていた主稜線。
山頂からの展望。奥のはっきりしたピーク、右が雁ヶ腹摺山で左が黒岳。
滝子山の北側を下ります。地面が凍っているも知れないという事と残雪とということで、チェーンスパイクを準備していただきました。
微妙に凍ったところも登場したりしましたが、気温も上がり基本泥んこの下り。
すみ沢の源流部の登山道。緩やかな水の流れに癒され、大好きなセクションです。
大月市の統一した標識。白地に赤の先端です。この森、クヌギやコナラの森は、炭焼きなんかで山に多くの人々が入っていた時の森の様子ではなかったのかなと思いました。明るいんです。
荒れたところもありましたが、十分整備されている登山道です。
この橋を渡って林道に出ます。
道証地蔵みちあかしじぞう すみませんお地蔵さんの由来は調べてません!ここで登山道は終わります。後は林道歩き。
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