釜無川は富士川の支流です。甲府盆地の南で笛吹川と合流して富士川になるわけですが、合流前には御勅使川(みだいがわ)、小武川、大武川、尾白川、そして神宮川というのが大きな支流です。登攀対象の神宮川の支流として、右岸に一番初めに登場するのがヤチキ沢です。あまり難しくない登りやすい沢です。
ヤチキ沢出合。
簡単に登れる滝が連続するのでどんどん高度が稼げます。こんな倒木が行く手を邪魔するのも一息付ける感じでアクセントになります。それにしても巨木!
写真見たまんまの傾斜なのでどんどん登れます。
標高が低いので(山頂の日向山の標高が1660m)、盆地の暑気払いになること請け合いです。
右に直角に曲がるポイント。地形図でおそらく唯一確認出来るとこです。外せないポイントです。
直登も出来そうな感じの滝ですが、カッパ着なきゃかな?
すぐ右の巻き道。簡単に巻くことが出来る滝でした。
上流から流れてきたサルナシの実をゲット。美味しくいただきました。
ひょんぐってた。
もう一個登れない滝。これも簡単に巻けました。
最後は1500mくらいで驚くほどの勢いで噴出していた源流。
真っ白なトリカブトの花に驚き
最後は日向山北東尾根の上部に登り上げました。
日向山山頂。オリジナルの山頂プレートがありました。多くの登山者に支持されている日向山。
ガスガスの雁ヶ原。
たくさん咲いていたオオビランジの花。
僕のイメージではめったに会えないトモエシオガマ。
日向山北東尾根では立派な巨木がいくつも登場します。
オオモミジハグマ。秋の初めの花なのでなかなか出会えないハグマの仲間。確認できてめっちゃ嬉しかったです!
歩きやすい北東尾根。四季を通じて通行可能な素晴らしい尾根です。
展望はありませんが、ちらっと八ヶ岳方面。
濁川(神宮川が現在の名前)右岸の停めた車にドンピシャで帰ってきました。お疲れさまでした。
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