半月前の山行でした。群馬県にいて翌日の予定がなくてそのまま山梨に帰りというのももったいないという感じで登った日光白根山でした。何も知らずに車を走らせた丸沼リゾートのゴンドラ駅。始発前充分な時間に到着したにも関わらずたくさんの行列…
車でふもとまでのアプローチでゴンドラに乗れば山頂まで1時間ちょっとってスチュエーションってこういう展開になるんですね。
ロープウエイじゃなくゴンドラだとどんどん人が運ばれるので思ったほどじゃなく山頂駅に移動出来ちゃいます。心配ご無用ってことかな。
着いた山頂駅はまだまだ観光地なので様々な案内です。大ぶりの花のシラネアオイの白根はここ、日光白根山のシラネから来ているという案内。
ゴンドラ駅から北に進み沢地形を東に進みました。そこで出会ったどこよりも立派な六地蔵です。
その沢地形で一番目立っていた植物はなんとカニコウモリの花でした。凄いボリュームでした。
座禅山という外輪山にあたるのかな?そんなところに行って、夏なんで噴火口が50mはありそうなのにそれも確認できないままトレースしました。
白い花はシラネニンジンというセリ科の花だろうなんて思いながら見てました。シラネニンジンのシラネは日光白根の白根です。
弥陀ヶ池。もっときれいだったのにこんな写真しかないのが残念です。
日光白根山の成り立ちの噴火歴は調べてない状態で歩いていました。五色山、前白根山と外輪山のような地形をトレースしました。
途中で見かけた明治時代の宮標石。
外輪山を進んで見えてきた前白根のピーク。
前白根の西の砂礫地に割いていた妙にピンクが濃かったコマクサ。
こちらは山頂周辺で見かけたコマクサ。なんでしょう?この色の違いは?まるで種類が違うんじゃないか?くらいの違いに思えました。調べていたら環境省の調査でしょうか、PDF でネットでヒットした情報は、日光白根山のコマクサのDNA検査結果。このコマクサは移植されたというDNA 検査結果でした。
稜線でたくさん見られたイワギキョウ。
前白根の山頂を西に進んで一旦カルデラに下ります。日光白根の本峰の登りがプレッシャーをです。だってあの頂に行くために一旦下ってって登り返す展開ですから。
樹林帯を抜けて森林限界後は上り下り入り乱れて凄いことになっていました。登れる人、落石に無頓着な人、カオスでした。
日光白根は百名山です。だいたい山梨の山に登ってはるか日光方面を見れば確認できるピークですから。
いちばん人が行きそうなルート取りで行った山行でした。予定もないのに時間が空いたんで行ってみた下見みたいな山行でした。この避難小屋は使えません。七色平避難小屋です。五色沼西の避難小屋は充分使えます。
この日はこの周辺だけ凄まじい雷雨でした。
ゴンドラで下ろうとしたら、僕の前でストップ。雷が落ちたらレスキューが大変だということでストップしたゴンドラ。1時間以上待たされた雷雨注意報。仕方ないですね。
ゴンドラで下った後の下の駅。乗り物を利用して簡単に登れるということは条件次第でとんでもないことになるということだと思いました。ひょっとしてゴンドラに乗っていて落雷にあったらもっと悲惨なことになっていたかもの展開に、何とも言えない感じで納得するしかないという日でした。自己完結できる山行がシンプルで良いですね!
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