三国と言えば三つの国の境というストレートな意味です。山中湖と駿河小山町との境の稜線、緩やかな稜線の県境。甲府盆地から御坂山地を越えて郡内(山梨では甲府盆地を国中、富士山の北のすそ野を郡内と呼びます)。に入って河口湖畔からの富士山。
これは山中湖畔からの三国山山稜。
登り口と下り口が違うのでいろいろ段取りしてスタートした篭坂峠。篭坂峠は山梨にある峠の中で一番深い峠かも知れません。古代官道 東海道甲斐路として山梨の玄関だった峠。
アザミ平から見た駿河、静岡側の景色。箱根の大涌谷の噴煙や尖がった外輪山の金時山なんかがはっきり見えました。
フジアザミが咲いていたなんて情報もありましたが、今はほとんどアザミはないアザミ平
赤い実はメギという灌木の実。漢字で目木、由来は枝や根を煎じると黄色になり、目の病気に効くということから目木(めぎ)の名が付いたそうです。
この稜線は意外にブナの大木があります。
トゲっぽく見えるのが殻斗と呼ばれるいわばどんぐりの帽子と同じもの。殻斗に包まれた2個の果実がブナの実。固い皮をはがすと白っぽいナッツが登場で、生で食べてもおいしいブナの実です。
三国山山稜の最高峰(ちょっと大げさですが)大洞山でお昼。超シンプルなお味噌汁はある意味こだわったもので、乾燥アオサとお湯とフリーズドライのお味噌。シンプルです!
甲府盆地の御坂の江戸屋さんのボリュームのあるお弁当と、アオサの味噌汁のお昼。
御坂の江戸屋さんに準備していただいたお弁当。山中湖に向かう途中で寄った江戸屋さん。
かなり目立ったマユミの赤。たくさんありました。まるで花が咲いている様に見えた実。
三国山手前のヅナ峠
駿河の方にちょっと下ってみたら、大柄な鹿が2頭走っていきました。ここは篭坂峠裏街道の峠と言われます、道形が残っていたので歩いてみたいと思いました。
三国山。甲斐、相模、駿河で3つの国、その境界ってわかりやすいネーミングです。
三国山から三国峠の車道を横切り、鉄砲木の頭の登りから振り返ったススキの原の輝き。
鉄砲木の頭のからの富士山と山中湖。この景色も山梨を代表するものです。
山中湖畔から見た鉄砲木の頭。お疲れさまでした。
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