所属する静岡山岳自然ガイド協会の研修でした。ショートロープというのは、 危険個所でガイドがお客さんをロープでつなぎ、滑落や転落を防ぐためのロープワークです。甲府の昇仙峡の奥、黒平での研修でした。移動中の車窓から昇仙峡の景色。
2日間にわたって行われた研修でした。宿泊はマウントピア黒平。管理人の藤原さん、お世話になりました。
マウントピア黒平のコテージ。キッチン、トイレ付きの二間で一棟5人泊りで10,000円とtax。食事はセルフになる宿泊です。炊飯器やナベ、フライパンは常備されていて、食材の買い出しをして一日目の午後に合流した僕でした。10人くらいの食材の買い出しってなかなか慣れないので難しいと思いました。参加者にお米を作っている会員もいて、新米を持って来てくれたのは感謝です。
2日目担当の僕でした。ショートロープってかなり高度なロープワークですが、基本確保術なので、ロープを使った確保ってという基本のおさらいから入りました。
究極のボディビレーの肩がらみ。理屈じゃなく実際にどのくらいの負荷がかかるか?ということを認識しているということはとても大事だと思っています。マウントピア黒平施設周辺の急斜面でいろんなビレーの確認をした午前中。
お昼の後に向かった燕岩岩脈。登山道はないので地図読みが必要になります。どこから取付くのか燕岩岩脈ということです。尾根地形の燕岩岩脈でリアルなショートロープの実践です。
ガイドが二人一組で、お客さん役とガイド役に分かれてのショートロープの実践。
行動の流れがとても大事です。厳しいところは確実に確保して、そうでもないところは行動を止めないでスムースな行動をするというのが理想です。加えて行動しながら万が一のアクシデント(転落)で確実にロープで止める、というショートロープです。
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