西伊豆の最後は(海岸線を北上してという意味)は大瀬崎です。「おせざき」と読みます。’おおせ‘ではないそうです。陸地はここで直角に東に曲がるわけですが、以前からとても気になる場所でした。岬の真ん中にある神池と呼ばれる池、周りが海なのに淡水の池で、その証拠にとでもいうように鯉が泳いでいます。
形が楽器の琵琶に似ているところから琵琶島とも呼ばれます。半島としての長さは1キロメートル、最も幅の狭い部分の幅は100メートル足らずです。雲のむこうに富士山が見えるはずですが・・・残念!
とりあえず神池目指して歩き始めました。
ビャクシンはヒノキ科の樹です。別名イブキ、正確にはわかりませんがイブキは伊吹山から来ているようです。園芸種としてのカイズカイブキは同種のようです。
大瀬神社鳥居
引手力命神社(ひきてちからのみことじんじゃ、大瀬神社)
海の安全の神様と天狗の関係は僕にはわかりません。が、すごい彫り物でした。
ここは大きな川の流入はありません。伊豆半島の角にあたるので、海流によって運ばれた石や砂が堆積して出来たくちばしの様な地形です。砂嘴(さし)と呼ばれる地形です。
神池
岬の先端部の真ん中にある神池。
大瀬神社の御神木はやはりビャクシン。
先端には大瀬灯台。
二本でも十指に入るというダイビングスポットだそうです。
岬に至る道にはダイビングショップというのかマリンショップというのか、ダイバー向けのお店が並びます。登山者が来ることはほとんどない場所でしょう。
有料駐車場。ここ以外駐車場はありません。
大瀬崎から見えて沼津アルプス。右の一番高いピークが鷲頭山392mです。
下はGoogleマップです。伊豆半島の地図を見ていて不思議に思った大瀬崎でした。
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