鉄砲木ノ頭というのは富士五湖のひとつ山中湖の東にある1290.8mのピークで、明神山とも呼ばれます。ここの尾根は丹沢山地の西端というとらえ方のようです。すぐ隣には三国山があって、三国というのは相模、駿河、甲斐という古代からある国名のぶつかる接点の山ということ。甲斐と言われる山梨県は、甲府盆地を中心にした国中地方と、富士吉田を中心にした郡内地方に分かれます。御坂峠を越えて郡内の富士吉田に来るとなんといっても大きな富士山に出会えます。
山中湖平野地区に来ました。ここの象徴的な花、フジザクラが咲いていました。フジザクラと富士山のツーショット。フジザクラは別名ヒナザクラとも呼ばれますが正式名称はマメザクラです。
山道に入ってえぐれているのは昔の仕事道。
ネコノメソウの仲間で一番可哀想なネーミングをされた、ヨゴレネコノメが咲いていました。
これはユリワサビ。アブラナ科ワサビ属の多年草です。たくさん咲いていました。
ツチグリというキノコの仲間。
立派な道に導かれて切通峠。
気が付けば尾根に出て、向こう側は相模の国、神奈川県です。
緩やかな尾根、バイケイソウの尾根でした。緑の花のバイケイソウです。
鉄砲木ノ頭に着きました。眺めの良い山頂の主役はやっぱり富士山。
山中諏訪神社の奥宮の石祠。
山中湖と富士山、絶景です!
萱との原を下ります。山中湖平野地区を目指しています。
キジムシロ 鳥の雉(きじ)が座る筵(むしろ)のたとえ、「雉蓆」と書くそうです。
山中湖湖畔から見た鉄砲木ノ頭。茶色く見える山です。
時間があったので、山梨県の世界遺産センターに行きました。
内容がとても濃いです。富士山にまつわる様々なことを知ることが出来る場所です。
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