先週の山行は沼津でした。静岡でミーティングがあって静岡3日目の朝は素晴らしい天気でした。前日は南岸低気圧の通過と寒気で大雪の山梨だったようですが、それはまったく知りません。ただ朝霧高原に通じる国道139号線富士宮市内で山梨方面は通行止め。一時的に陸の孤島と化した山梨を外から見た初めての体験。
写真は沼津アルプスの鷲頭山です。
大平の多比口から登りはじめました。「おおひら」です。バス停に教えてもらいました。これが山梨なら「おおびら」でしょう。甲州弁は濁音が多いからです。某テレビ番組で甲州弁は日本で一番かわいくナイ方言とされたらしいです。「おおひらっつ~こんずら」なんてことを考えながら歩いていました。
湿った沢沿いの登山道でした。まあるい葉っぱのマメヅタ。シダ植物とは思えないような質感と形で、甲府盆地ではあまり見かけません。葉が小さいという意味か、マメのような形の葉という意味なのか、どちらにしても納得のネーミングです。胞子葉がニョキニョキ。
大平山の山頂の三角点?地形図には三角点マークはありません。どうも国土地理院のものではないようです。
奥沼津アルプスを見下ろしました。
山じゃないところは有名な昭和33年の狩野川台風で被害を受けた場所です。1000人を超える犠牲者だったそうです。狩野川の流量をコントロールするために、狩野川放水路が沼津アルプスの南にあり、分流堰を開け狩野川の流れを江浦湾(えのうらわん)に流します。
プレートに乗ってやって来たという伊豆半島の一番くびれたところです。伊豆スカイラインの玄岳(くろたけ)が見えています。遠い尾根の向こうは熱海です。
面白い模様の木がとても目立ってました。調べてみたらカゴノキとわかりました。この木の和名は鹿子の木カゴノキで、樹皮がシカの子供のまだら模様のようであることらしいです。バンビの木
こちらは備長炭で有名なウバメガシ。樹皮だけで判断するのって難しい~
眼下に狩野川の流れと奥に三島の街並み。
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