2019年7月17日水曜日

裏剱募集


裏剱 仙人池~欅平
剱岳の山頂には行きません。剱沢雪渓を下り、たどり着いた紅葉の仙人池から望む裏剱は一度は訪れて
みたい紅葉の名所です。がんばって池の平まで行けば八峰、チンネがぐっと迫ります。雲切新道を下り
黒部峡谷の秘湯中の秘湯、阿曾原温泉に泊まります。水平歩道は黒部開発の歴史の道でもありますが、
断崖の道と、体力と集中力が必要な上級者コースです。

日時 : 2019年10月5~8日(土、日、月、火)

集合 : JR中央線 韮崎駅午前7時30分
           塩尻駅午前9時00分

行程 : 1日目 11:00大町扇沢-12:00室堂-16:00剣御前小屋(泊)
         行動時間約4時間

     2日目 6:00小屋-9:30真砂沢-11:00二股吊橋-14:00仙人池ヒュッテ(泊)
         行動時間約8時間

     3日目 6:00仙人池-11:30仙人谷ダム-13:30阿曾原温泉(泊)
         行動時間約7時間

     4日目 6:00阿曾原温泉--12:00欅平駅~宇奈月温泉までトロッコ電車
         行動時間約6時間


欅平から宇奈月温泉までトロッコ電車で1時間20分です。宇奈月温泉からはガイド車です。韮崎には午後7時くらいに戻ります。3名様参加で催行します。

参加費:ガイド料47,000円 その他費用63,000円の合計が参加費です。合計110,000円

その他費用内訳は山小屋宿泊代、アルペンルート,黒部渓谷鉄道運賃、車回送費、ガイド経費

・お申込みフォーム:こちらからどうぞ!

・催行にあたり同意書は必ず必要です。:こちらです。

・保険加入も必ず必要です。やまきふ共済会の共済をお勧めしています。:こちらです。

2019年7月14日日曜日

八方尾根

ひとつの山行を3つに分けて書いてみました。白馬大雪渓不帰ノ嶮、そして下山となる八方尾根です。3つのルートの内容が全く違うのでブログに書いてみたわけです。そう思わせるくらい変化に富んでいました。アルプスの真ん中にいると実感できる素晴らしいルート。唐松岳山頂山荘の東の2650mのピークに誘導されました。残雪があるので稜線通しのルート設定がされていました。


稜線の南の大黒沢側につけられた巻き道。


八方池の上から唐松岳の小屋まで多くの巻き道が設定されています。デコボコの稜線上をそのまま行くより多少は楽な巻き道ですが、写真のように残雪があってなかなか危険な状態です。それなりの装備と技術があれば問題ありませんが、雪渓のトラバースは危険です。巻き道なので細かな尾根と沢が登場するわけです。沢には残雪、アイゼンやピッケル無しに突っ込んだ場合滑落の危険という事。


丸山ケルン。2440m、おおむね広い八方尾根上にはたくさんのケルンがあります。小さな石を積み重ねたものではなく、しっかり目印として作られたものです。冬を意識したものでしょう。多くのケルンの中で一番高いところにある丸山ケルン。


扇雪渓。ベンガラの赤いところは急なんですが、その下は傾斜がゆるむのでたいしたことないんじゃないかと思うのですが、ここで滑って滑落して亡くなった方もいるそうです。


八方池が見えてきました。池の右のピークには第3ケルンが建っています。


八方池に続く木道。


奥の白馬三山が池に映ったお約束の写真。


不帰ノ嶮が間近です。天狗の大下りからコルに立ち、1峰の頭、1,2のコル、2峰の北峰、南峰、3峰。


ぐるっと一回りできる八方池。定番中の定番という事で。


八方ケルン


三等三角点点名「八方」 八方山といわれています。


八方池山荘と急な木道。


チングルマの花


ピンクがかったツマトリソウ


ミネウスユキソウでしょうが、ハッポウウスユキそうというらしいです。ミネウスユキソウより葉っぱが細くて、葉が少し上を向くという事らしいです。


シラネアオイ、扇雪渓の下にたくさん咲いていました。


ハクサンチドリ


ハクサンタイゲキ 白山大戟 タイゲキ大戟は根っこが漢方だそうです。


マルバヘビノボラズ 丸葉蛇登らずなんでしょうか。すっごい名前です。とげとげの灌木なので蛇も登れなんじゃないかなってことらしいです。
 

イワショウブ。葉っぱが菖蒲みたい。


ユキワリソウ


イワシモツケ


ニッコウキスゲもちらほら。


ウラジロヨウラク


タカネバラ


第一ケルンと八方池山荘。


リフトに乗ることも出来ましたが、登山道があったのでそのまま下りました。石畳の道はとても歩き難いものでした。兎平のポイントに到着。鎌池の高層湿原。そこからはゴンドラに乗るしかないと言われ・・・登山道はないと言われました。本当はあるのかも知れません。


白馬の街に一直線に下ります。慣れない八方尾根ではお上りさんみたいなもんなんで仕方ありません。


2019年7月13日土曜日

不帰ノ嶮

三大雪渓のひとつ白馬大雪渓から白馬三山を縦走して、次は三大キレットのひとつ「不帰ノ嶮」です。三大キレットは南岳と北穂高岳の間のギャップ、後立山の五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間の八峰キレット、そして唐松岳北の不帰ノ嶮(かえらずのけん)。白馬鑓温泉へ通じる大出原の分岐の南は天狗尾根と呼ばれているようで、高低差があまりない稜線歩きが続きます。天狗山荘(雪で一部が倒壊して去年今年と宿泊は受け付けていない白馬村の小屋)、天狗池、天狗平、天狗の頭と天狗だらけの地名が登場します。


泊まってみたい天狗山荘は工事中。ガスガスで分かりづらかったんですが、工事中の小屋のスタッフの大声で呼び合う声に導かれました。面白い体験でした。


天狗の頭2812.1m前後の稜線の様子。


標高約2700m小ピークから始まる天狗の大下り。足元注意の注意喚起の看板はちょっと疲れ気味。


不帰ノ嶮のポイントは、この天狗の大下りと2峰北峰の登りです。逆方向から来ても同じだと思います。


たくさん咲いていたタカネスミレ。


天狗の大下りは下りはじめが傾斜が急で、加えて岩がとてもルーズってのが問題になります。そこを過ぎれば傾斜も落ちるので大丈夫となります。こんな鎖場も慎重に行けば特に問題とはならないと思います。逆にこんなところで躊躇するような登山者は行かない方がいいと思います。


砂浴びでもしていたんでしょうか?ライチョウの羽だって直観。


写りは悪いけどその後登場してくれたオスのライチョウです。


ガスガスで周りの様子がわからない中到着した、不帰ノ嶮の一峰のピーク。


不帰沢を見下ろしました。何を感じるかというと残雪の様子です。スッゲーなって感じ。


時間切れで1,2のコルに泊まりました。


ツエルトの隙間からのぞいた朝焼け。


一日の始まりから見上げる尖がった稜線。2峰の登りの始まりです。


鎖やマーキングで整備されているからサクサク行けますが、それらが全くなかったらとても難しくなると思いました。一般登山道の中でグレードの高いルート全てに言えることです。困難な場所の整備がされていなかったらとんでもないことになるでしょう。登りたい山と登れる山って意識は大事です。


コルから見えたブリッジ。どこをどう通るのかと全くわかりませんでしたが、自然にこいつを渡って東側に尾根を乗越たら悪場は終わりました。


朝日に映える鋭い岩稜。


この雪の塊が稜線にあったことにビックリ!どんだけ降るんでしょう?


核心を越えた後の梯子が可愛く思えました。


ふり返った天狗の大下りと不帰ノ嶮1峰。


イワウメが元気でした。


不帰ノ嶮もこのピークに立てばほぼほぼ終了。後は普通の登山道です。


進行方向の不帰ノ嶮2峰南峰と唐松岳。


雨に降られないだけでも御の字なんですが、やっぱ展望は欲しいわけです。剱岳がずっと西に見えてました。尖ったピークが剱岳です。


唐松沢を見下ろしました。思わず写真を見ていただきたいと思うのは、枝沢も含めて残雪の量です。


唐松岳山頂。


手前のはっきりした稜線が不帰ノ嶮という事です。核心部分は見えてません。


唐松岳山頂からの稜線。


白馬の八方尾根の一番高いところの南に建つ唐松岳頂上山荘。


山小屋と唐松岳。