2026年1月31日土曜日

青森の大雪

八甲田山で樹氷を見るという山行のために青森に行きました。青森県内は40年ぶりの記録的な大雪、なんともな~というドンピシャのタイミング。もちろん強い冬型が続かないと樹氷も発達しないわけですから難しいのですが。山梨から大宮に移動して新幹線はやぶさに乗りました。

普段、移動は車ベースなので鉄道を利用することはあまりありません。なので新幹線に乗るなんて僕にとっては特別です。最高時速320㎞/hで、青森まで3時間かからないのが驚きです。新幹線は早いので、見える山もかなり注意していないと同定できないくらいです。写真は男体山と日光白根山が見えています。

盛岡を過ぎて岩手山が見えてきました。山頂は見えませんが、噴火警戒レベル2は今年どうなるでしょう。仙台から岩手県に入り少しづつ雪が出てきましたが、それでも青空が見えていました。車内販売の「シンカンセンスゴイカタイアイス(スジャータ)」を食べたりしていました。

奥羽山脈の北端の山々にあけられた八甲田トンネルを抜けると一変の景色。鉛色の空からは雪が降り続けていました。新幹線新青森駅から町の中心の青森駅までは奥羽本線でひと駅です。基本的に新幹線新青森駅から青森駅への移動は奥羽本線の様でした。電車かバスかは決めていませんでした。

次の青森駅行きの便は何時だろう?なんてのんびり降りた新青森駅でしたが、どうも状況は簡単ではないと後でわかりました。時刻表は関係なくなってしまった普通列車。大雪のため弘前方面は運休になった奥羽本線、この日最後の青森駅行きの列車は雪を押し出しながらやってきました。新青森駅構内の青森駅に向かう人を全部のせて走り出した列車。この日最後の列車に乗れたのは何ともラッキーでした。

到着した青森駅のホーム。

青森駅の駅前広場。雪の壁でほぼ周りの状況がわからないなか感覚で歩き始めました。目指したのは予約したホテルです。

ホテルの窓から見た青森市内のようす。たった5㎞の新幹線新青森駅から青森駅の移動がままならない、実際に雪の壁の市内を歩いての実感、翌日予約していた有名な酸ヶ湯温泉とやり取りした情報などから、頑張っている新幹線で青森に来ても山行を楽しむことは出来ないと判断して山行はキャンセルしました。酸ヶ湯が来ないほうが良いというくらいでしたから!

翌朝移動がままならない青森市内、いくつか連絡して確保したレンタカーを使っていろいろ見て回ることにしました。歩いてレンタカー会社に向かいました。

ホイールローダー3台体制で除雪していたガソリンスタンド。宿に泊まっていた深夜も除雪作業が続いていることが分かった騒音でした。


青森市内の路地の様子。皆さん仕事をどうしているのか? 除雪、除雪、除雪です。

皮肉にも大雪注意報が出ていたにもかかわらずの青空。

国道7号線の様子。両側の雪の壁がせまっているので片側二車線が微妙でした。

市内から八甲田山は一瞬見えました。黒いボッチが八甲田ロープウェイ山頂駅です 。

津軽山地の南端の梵珠山も計画していました。国道7号から沢内沢に入り進んでみました。

梵珠山登山のスタート地点、青森県立自然ふれあいセンターに行こうと走りましたが…の結果です。「雪崩発生のため臨時休業」。青森県立自然ふれあいセンターまで2.5㎞くらいの地点でした。


仕方ないので国道7号線に戻って見えた梵珠山。


除雪、除雪、除雪です。一瞬見えた青空ですが、30分後には雪が舞うような、全く先が見えない天気。


青森市内に戻りレンタカーを返して宿に向かいました。結局2泊3日の青森でした。除雪された道、除雪が入っていない道、車道の雪の壁横のトレース、アーケードの下でも様々な雪の状態を経験したわけですが、もしこんな時にアドバイスするとしたらなんて考えるわけでした。様々な雪面が街中でも登場します。これを山の中に置き換えても良いわけです。道具に頼らず、小股で歩いたりフラットに足を置いたり、雪国の人たちはそれを日常で実践していると思ったりでした。青森市内でチェーンアイゼン着けている人はいませんから。

大雪の中のごみステーション。

3日目の朝に行った市場。あさ7時くらいからですが、これは冬で、しかも大雪でということかも知れません。市場自体は5時から空いています。

大きなタラをさばいていました。

山国に住んでいるので、開きじゃないホッケそのものを見る機会は貴重かも?とにかく安いと感じました。

トゲクリガニ。どんな味なのかちょっと気になりました。動いていたので生きていました。

帰りです。3日目の早朝は青森駅でどう新青森駅に移動できるだろう?これシリアスな問題でした。ネットで新幹線の予約は出来るけど、新幹線は動いているけど新幹線の新青森駅にどうやって移動する?という大問題でした。基本、奥羽本線で青森駅から新幹線新青森駅に移動という設定で、バスは極端に少ない移動手段。その奥羽本線が止まっている朝。

1日目の新青森駅から青森駅に移動する奥羽本線の状況がこの朝のバスに乗り移った感じでした。とにかくバス停に並びましたが、バスはいつ来るかわからないわけです。じゃあタクシーはどうか?1時間半くらい青森駅にいたけど、その間見たタクシーはたった2台…やっと来たバスでしたが、バス待ちの先頭の人は2時間以上待ったと言います。国籍もいろいろな乗客同士で乗れた達成感を共有しました。


無事到着した新青森駅。新幹線の発車まで30分前でした。

新幹線の駅とクロスしている奥羽本線のレールに積もった雪。

やはり動いていない奥羽本線。

新幹線の凍結予防の散水。

はやぶさがやって来た時の安堵感。ちょっとオーバーですけど、このはやぶさに乗るまでは青森脱出作戦みたいな感覚がちょっとありました。いずれにしても新幹線ってすごいです。

3時間かからないで着いた大宮の景色。雪が無いってなんて平和なんでしょうか!


2026年1月15日木曜日

満観峰募集

 

満観峰470mは静岡市と焼津市にまたがる展望の山です。周辺には大崩海岸という難所を越えるための東海道の峠越えの道があります。峠は時代ごとに日本坂、蔦の細道、宇津ノ谷峠です。それぞれの峠越えの古のみちから満観峰を目指しランチタイムに山頂で合流します。静岡山岳自然ガイド協会所属のガイドが多数参加します。どうぞご参加ください。






参加フォーム

2026年1月3日土曜日

天狗岳

明けましておめでとうございます。
時候の挨拶が苦手で物事に対しストレートな僕です。このブログは僕の山の活動と、僕なりに山で感じたことを書いていこうと思っています。今年もお付き合いください。
北八ヶ岳の天狗岳方面の登山口である渋の湯、最近しばらく行っていないけど、どうだったかな?ということで行ってきました。

冬山定番の渋の湯から黒百合ヒュッテを経て天狗岳です。以前から気軽に車を停める場所という感じではなかった渋の湯ですが、今回行ってみてさらに細かなルールになっていました。冬期は6:30を過ぎないと開かない、とにかく渋の湯の母屋でお金を払う、駐車場係がやってきてトラロープを外して指示をする。そんな感じの1日1,100円です。

雪は少なめの登山口でした。


尾根に上がって八方台分岐。渋の湯南の尾根です。尾根の南に唐沢鉱泉があります。以前の記憶だとお正月は冬期休業だったと思いますが、最近は1月の中旬まで営業しているようなので、西天狗や東天狗に登るのにそちらを利用する人が多いのかも?と思いました。無料駐車場があるからです。そんな想像をさせるくらい渋の湯は不愛想なんです。

この橋が出てくれば一安心。

黒百合ヒュッテです。

天狗の奥庭と呼ばれる岩だらけの台地から見た天狗岳。風が強いところですがこの日はそれほどでもありませんでした。

天狗の鼻と呼ばれる急な斜面。

東天狗山頂。

下りで見えた稲子岳の巨大な凹地。

中山峠。小海町の通行禁止のサインは、ニュウの東の四辻からシャクナゲ尾根に入ってはいけないというものです。

さらに北上してニュウの分岐。ニュウへはしっかりトレースが付いていました。

午後から降雪という天気予報通り、中山展望台は展望がありませんでした。

高見石小屋から渋の湯に下って賽の河原です。

賽の河原の名前通りに岩がゴロゴロしていて、とても歩きにくい登山道です。

雪はすぐ止んで青空が出てきた賽の河原です。2時間後には吹雪のようになりましたが。

渋の湯から茅野駅に向かう路線バス。1日2本の路線バスの運行時間はあまり優しくない時間です。駐車場の不人気とバスの運行時間の設定がリンクしているように思えました。山は関係ないと思いますけど、なんだか不人気な渋の湯です。