今年の笊ヶ岳の様子を書きます。老平から広河原までと、広河原から布引山、笊ヶ岳山頂と分けて考えます。広河原の渡渉の後はほぼ尾根につけられた道なので、樹林帯の中の急登であるということは毎度なのですが、倒木を除けば変化はありません。いつも言いますが問題は広河原までのアプローチです。
老平の案内が新しくなっていました。奥に布引山が見えてます。
地元の方のパトロール。
武沢の吊り橋の工事の様です。
真新しい橋が架けられていました。
武沢の吊り橋の工事はまだ始まっていないようでした。以前から吊り橋が渡れなくなったら武沢の奥に見えるトロッコ跡を歩けばいいと思っていました。そのトロッコ跡をじっくり見てみたら、ロープを出しても危険な感じ。とても使えるものではありませんでした。
発電所の取水口があるところまでは巡視路の役割がある道ですが、左手に取水口への道を分けた後、岩壁をくりぬいたところはいつも注意が必要です。上から沢水が滴り、下はスッパリ切れているのが草で見えません。
その危険なところを通過して、いつもならホッと出来るところにに落石跡。
落石が起きたところ以外に通過出来るところはありません。仕方なく祈る様に通過しました。
上からの落石が終わってはいないし、樹も落ちてくるでしょう。広河原までのトロッコ道の中で、今一番危ない場所になっています。
有名な崩壊した沢地形。水が流れるところは更にえぐられていますが、ステップは容易に作れました。
直してほしい橋も何とか渡れました。
広河原です。ここも水の力で通れるところが変わっていました。左岸から自然に河原に下りられたところはえぐられて急な岩が露出していました。手前で河原に下りて渡渉自体は厳しくはありませんでした。
去年は2回の台風でした。倒木は仕方ないでしょう。
つらい樹林帯から解放される瞬間。この先には布引崩れがあります。
予定通り布引山の幕営地に着きました。まっ平らな素晴らしい天場です。
この日の行動お疲れさま!乾杯です!
笊ヶ岳山頂ではご褒美の大展望。
深南部の山々
笊ヶ岳山頂の三角点柱石
小笊にも行きました。
小笊から見た大笊。
布引山の三角点柱石 点名「大布引」南を向いていない確認でコンパスを置いてみました。
布引ガレの縁。僕の大好きなところなんですが展望はお預けでした。
布引ガレにはタカネビランジが点在していました。
檜横手の幕営地。こういう焚火はひどいですね。何の始末もしてないのが悲しくなります。
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