2021年10月10日日曜日

黒戸尾根二合目東尾根

しばらく更新していないブログですが決してやめちゃったわけではありません。ひと月記事を10個も書くなんてことは難しそうですが、とりあえず今日の山を書くところからやってみます。
黒戸尾根です。何度も登っていて気になるところを歩いてみた今日でした。横手駒ケ岳神社から登山道を登って、笹ノ平の上の二合目にあたる黒龍様、馬止と呼ばれる平の東の1682m標高点から延びる東の尾根を辿ってみました。仮に二合目東尾根と言ってみましたが、正確には東南東ではあります。反時計回りです。


横手駒ケ岳神社入り口の観音様。二合目の黒龍様には三十三番の観音様が建立されているので丁目石という意味なのかと思います。これは三番か四番です。


登り始めて秋の花がちらほら。センブリ。胃腸薬として利用されてきた生薬です。千回煎じてもまだ苦いということからのセンブリだそうです。


まだ残っていたキッコウハグマ。


神社上の林道をまたいで登場する登山口。


えぐれた登山道。やはり昔の山仕事の道なのでこんな形状なんです。


白州の中山が見えました。


歩きやすい登山道。


ジグザグに広い道を時に急になりながら標高を稼いでいくとこの案内。お牧場って牧場のような意味でしょうか?1200m~1250mの範囲は緩やかで比較的平らな斜面です。調べてないけど牛や馬を放牧していたのでしょうか?お牧場という言葉が気になりました。


標高1300mの沢地形からには水が取れる場所が続きます。


竹宇駒ケ岳神社からの登山道と合流するあたりはカラマツの植林地。


黒龍様の平。


標高点1628mのピーク。


標高点1682mから東南東に延びる尾根は簡単な地図読みです。方角だけつかんでいれば間違えることはないでしょう。ほぼ真っ直ぐな尾根です。


標高1500mあたりのやせ尾根。等高線ではわからなかった痩せ尾根。


獣が濃い感じの尾根で、このモミの木の根元が擦れて泥が付いていました。


熊の爪痕が付いていたのはタカノツメというウコギ科の大木。


炭焼きの跡の炭のかす。


何度も鹿に会いました。こっちもだけどあっちもビックリしたんだと思います。


標高1100m圏内からは細長い尾根が続きます。昔の山仕事の道が登場しました。


やはりタカノツメに熊の爪痕。


途切れ途切れに恩賜林の林班の境界見出標も出てきました。


標高点1062mにはお手製の標識。


広いなだらかな尾根。


三等三角点983.9m点名「大坊」。大坊は下の集落の名前。


三角点からは昔の山仕事の道形沿いに下りました。


林道に出て横手駒ケ岳神社に戻ります。地形図の滝道川は滝堂川なのかと思わせる橋の名前。


横手駒ケ岳神社もどって、二番の観音様にお会いして帰りました。
前から気になっていた黒戸尾根二合目東の尾根、何かあるかな?って期待して下ってみましたが、昔の山仕事の道としても、ましてや信仰の道としても特に何もなかったという感想です。

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