一週間で大雪山系を歩いた帰りの飛行機から、本州のいくつかの山が同定出来ました。山に行く交通手段が飛行機という機会は少ないです。帯広空港からのフライトですぐに見えたパッチワークのような十勝平野の広大な畑。晴れていれば見えるはずの日高山脈の山々は雲の中でした。
飛行機が日高山脈を覆っている雲の上に出ました。
海の上を飛んでいるんだろう、なんて考えていたらみるみる高気圧圏内に入っていくのがわかりました。
たくさんの飛行機が飛んでいるわけですが、それぞれ飛行コースが決まっているはずだし、飛行ルートは天候にも左右されるのでしょう。この日は襟裳岬夏季から岩手県三陸海岸までは海の上でした。
連日猛暑が続く日本列島です。その様子を空の上から見ることが出来たわけです。
そして特徴的な山容の岩手山がわかってから、ずっと窓の外を見ていました。
鳥海山は大きな山ですね。
上空からの仙台。
詳しくはわかりませんが、高度10,000m、500㎞/hくらいのスピードで移動しているわけですからどんどん景色が変わります。三つの山が小さめの窓から見えたのは一瞬で、鳥海山、月山、朝日岳です。
蔵王の御釜もわかりました。
安達太良山と一切経山を中心とした東吾妻は近いです。
吾妻小富士をアップしました。はっきりわかりました。
安達太良山と磐梯山も近いです。
安達太良山と磐梯山、右奥に飯豊山地です。そして大きな猪苗代湖。
栃木県に入るともう着陸態勢に入り高度を下げていきました。そのおかげか、日光の中禅寺湖もわかりました。
雲は多いもののつくば学園都市もわかりました。
そして富士山!
飛行ルートはモニターで時々見ることが出来ます。
いよいよ羽田空港に着陸。
無事にランディングして滑走路を第一ターミナルに移動。遠くにスカイツリーも見えました。約1時間半のフライトを楽しみました。