小谷村からの雨飾山に行ったのは、どうしてもブナ林の紅葉が見たかったからでした。もう遅いかもと思ったけれど間に合いました。早朝の白馬連山の雪を見て少々焦りました。雪対応は全く考えていなかったからです。まぁ行ってみて考えようと小谷村へドライブ。
小谷村の雨飾高原キャンプ場の第一駐車場。第二駐車場の方が広くてそんなに遠いわけじゃありません。この広葉樹の紅葉を見たかったのでした。
トイレの横が登山口。
霜が降りて少しスリッピーな木道。
ブナの大木の黄色。単調な登りの登山道の横にはブナの大木がたくさんあるので、ヤシャビシャクを探しながら登っていました。ヤシャビシャクは夜叉柄杓で、ブナの古木に寄生しているわけではなく単に着生と言って間借りしているだけの低木です。
だいたいブナの大木の高いところに生えているのでわかりづらいヤシャビシャクです。比較的大きなヤシャビシャクの写真です。杓子に例えられるまあるい実がたくさん見えました。
そんな感じに登っていたらあっという間にブナ平を過ぎました。
ブナ平の先で登場した新雪。
荒菅沢にいったん下って見上げる布団菱の岩壁。
正面に堂津山、その左奥に乙妻山と高妻山、一番左が登山道のない地蔵山、堂津山の右奥が西岳、右端に中西山と東山。
プチ岩場とハシゴの稜線で高度を上げます。
笹平の奥に雨飾山山頂。
新雪を見ることがあってもまだ冬じゃないので、陽の当たるところは泥んこ。
そして影ったところはつるつる。すごく人気の山なのでいろんなレベルの登山者がいるわけですが、こんなところを四つん這いで叫びながら登っている人がいたりするわけです。フラットに歩くことが出来れば問題ないんですけどね~
山頂についてまず目に飛び込んでくるのが白馬連山です。
雨飾山1963.2m山頂
すこぶるいい天気で、山座同定大会みたいな日でした。白馬岳の右に雪倉岳がどっしり。写真の左の山が朝日岳で、右に8月に行った栂海新道の稜線がつながっていて、犬ヶ岳や白鳥山がはっきりわかりました。
こちらは糸魚川の街と日本海と頚城三山。頚城三山は左から頚城駒ケ岳、鬼ヶ面山、鋸岳です。
笹平の女神の横顔。笹原の真ん中に西洋風の女性の鼻に見立てそう思わせるって話です。笹原に切り開かれた登山道、女神は左を向いています。
ピストンなので登ったルートを下りました。小谷村に下ります。
朝は空きスペースもないくらいの駐車場でしたが、戦いすんでという感じにのんびりしていました。小屋横の水道で泥んこの靴を洗えます。





















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