平賀文男展 講演会
昨日は韮崎ニコリ、とても難しいひと時でした。
春までやっている、韮崎市の地元の偉人を紹介するという展示で、今は大正時代の登山家平賀文男を取り上げています。その関連講座として当時としては画期的な甲斐山岳会という今の山梨県山岳連盟の土台となるような集まりを作るために撮られた、大正13年の赤石岳登山のフィルムの解説をさせていただきました。
いろいろな指向の方々がいらしていて、正直難しかったです。
ただ今回、改めて日本の登山史を振り返ってみてとても勉強になりました。
山を登る、単純にただそれだけを目的にした行動が始まったのが明治時代の半ばからで、幕末から明治維新にかけてたくさんのお雇い外国人がいたのですが、本業を離れて、まるで副産物のように近代登山の考え方も輸入されていた…そんなところでしょうか。
その探検とも言っていい時代の、最後のころに存在していた平賀文男。
甲斐山岳会はうまくいかなかったけど、真摯に山に向き合った姿勢は僕らも学ばなくてはなりません。
拙い講演になってしまいましたが、気持ちを新たにして山に向き合いたいと思いました。ありがとうございました。
何度かガイド山行をご一緒させていただいた桜本さんから花束をいただきました!
ビッグサプライズに感謝です!
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