2020年4月27日月曜日

カイコバイモ

コロナで大変ですが、ちょっと前の4月の初めはこの花に翻弄されていました。まだ緑の季節の前だったしたいした写真もないのですが、一生懸命追っかけた僕の記録にお付き合いください。特別に惹かれて大好きな花というわけではありませんが、気になって気になって仕方ない存在でした。カイコバイモです。写真がやっと出会えたカイコバイモです。


カイコバイモとコシノコバイモに翻弄されたこの春の出来事を何回かブログに書こうと思っています。もう4年前、御坂山地の中道往還迦葉坂で初めて出会ったコバイモ。甲斐の国山梨県なので何の疑問も持たないでカイコバイモ!って記事をその時書いたわけでした。ネット情報ですがその場所のコバイモはコシノコバイモってのが散見され、だとしたらカイコバイモはどんなだろう?という疑問がふつふつと沸き上がり、3月の下旬から毎日ソワソワしていました。迦葉坂のコバイモがコシノコバイモだとしたら、まず本物のカイコバイモに会うしかないじゃん!となっていました。初めの写真と下の写真を見比べるとなで肩の花とボックスの花、はっきり違いがわかったこの春でした。


『「カイコバイモ」漢字にすれば、甲斐小貝母かいこばいも。甲斐かいは山梨県、山梨に多かったのか、名前を付けるときのきっかけの場所が山梨だったのか?小こは小さいということ、貝母ばいもはバイモ属。バイモ属の花は、球根が二枚貝に似ていることからのネーミング。ラテン語Fritillaria kaiensis Naruh.の語源は「サイコロを入れる筒」。花の形が筒状をしていることに由来しています。』4年前の記事。
コシノコバイモのコシノは越後の国のコシノです。下の写真は越後の国新潟の角田山で出会ったコシノコバイモです。3枚の写真で確認出来たのは、2枚目の中道往還迦葉坂のコバイモと、3枚目の写真、角田山のコバイモがとても似ていることと、1枚目の写真のコバイモが明らかにほかの2枚と花の形が違うということです。まぁどっちでもいいのですが、そんなことに逡巡していた春先でした。でもコシノコバイモ、カイコバイモどちらにも会えすっきりしたという春でもありました。


3 件のコメント:

  1. 家の庭で見慣れない花を見つけ、グーグルレンズで検索したら カイコバイモ と出ました。
    新潟県南魚沼市ではあり得ないと思うのですがメールを頂ければ写真を送りますのでお教えください。

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    1. miguさんコメントありがとうございます。南魚沼でしたらコシノコバイモっぽいですやね。miguさんのメールアドレスわからないので、よかったらこちらに写真送ってみてください。
      3chan.mikami*gmail.com *→@に変換でお願いします。

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  2. 家の庭で見慣れない花を見つけ、グーグルレンズで検索したら カイコバイモ と出ました。
    新潟県南魚沼市ではあり得ないと思うのですがメールを頂ければ写真を送りますのでお教えください。

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