2021年12月3日金曜日

茅ヶ岳読図

茅ヶ岳登山口駐車場です。今週プライベートで地図読みというオーダーをいただきました。地形図を山行の度に見るという習慣があれば理解度は増すと思います。地図読み講習に参加してるだけではだめで、山行のたびに地形図を見て歩かなきゃダメなんです。


すっかり落葉して見晴らしがよくなり地図読みにはばっちりなシュチュエ―ションになりました。

女岩ルート、最も登られている茅ヶ岳のルートです。何度も登っているルートですが、それでもいろんな発見があるって思った今回でした。登山道に登場した消炭。


たくさんの炭焼窯跡。女岩手前にはたくさんあります。


落葉して見晴らしがよくなった登山道でした。女岩まで10分くらいの右に見えたひしゃく。


何だろうって確かめてみたら水が流れていました。沢でも水が流れていることがない茅ヶ岳なんでびっくりしました。写真でもわかるように自然の流れではなく、完全に人工的な水場です。



その水場の上の登山道で見えたパイプ。


女岩の先で確認できた対岸のパイプ。勝手な想像ですが炭焼きの作業をしていた人たちが確保したかった水。女岩からパイプで引っ張った水場なのかなってことです。僕の想像です。

 韮崎のうさぎやの店頭にもイチゴ大福が登場して冬だって思えるようになりました。

女岩の一般登山道でも地形の変化が確認できます。女岩の上のわかりずらい尾根の写真です。


そのわかりずらい尾根の地形図の尾根と沢の関係。

金峰山を望む茅ヶ岳山頂。

 下山は大明神岳経由。1550mのピークには山の神の石祠。南東に延びる尾根と南への尾根との分岐のピーク。


わかりやすい尾根を下って林道に出ました。


山行中目立っていたヤブムラサキの紫。


茅ヶ岳登山口の県道はすごく面白くて沢地形と尾根のつながりとコルの関係が一か所で確認できるんです。赤は尾根、青は沢地形。こんなことがわかると地形の変化を楽しめます。
           

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