2026年4月12日日曜日

三ツ峠

三ツ峠に登るのに、都内の方々と合流したのは富士急行線河口湖駅。山梨県内とはいえ、御坂山地を越えた郡内地方の日本を代表する観光地は大変なことになっていました。前日の雨が上がって最高の天気になりました。

圧倒的に外国人であふれていた河口湖駅でした。様々な報道でインバウンドのことは聞いていましたが、実際その場を見たのは初めてでした。世界中から富士山を求めてこの街に来ているという感じ。都内から2時間くらいで来ることが出来る観光地です。鉄道の富士急行線のみならず、さまざまなバス路線があって、駅前はバスターミナルになっていることも混雑を助長していると思いました。

満開をちょっとすぎた桜と富士山。

まさかのゲート閉鎖。桜もピークを過ぎたのに、未だ冬期閉鎖ってどうなんでしょう。トイレと共に駐車スペースはゲートから500mくらい先にあるのですが、ゲートが閉ざされているので御坂トンネル旧道の路肩には車があふれていました。


金ヶ窪沢横の登山道を登って行きます。登山道上部の泥んこ道。稜線にある2軒の山小屋の荷揚げのジープが通るのでこんな道になってしまうのでした。

ジープが来た~!逃げるようにして脇に登り上げました。

開運山への最後の階段。


開運山から見事な富士山。この日は素晴らしい展望で、多くの山を同定出来ました。


春野菜のスープ。スーパーで新じゃが、新玉ねぎなどが並ぶようになると山のお昼に造りたくなります。山行が順調に進まないと無理なんですけどね。

三ツ峠は、 開運山(1785m)、御巣鷹山(1775m)、木無山(1732m)の三山の総称です。ピークとピークの鞍部である峠の一般的な意味とは違う三ツ峠の峠。頂上や山頂の意味もある三ツ峠の峠の意味です。

3つのピークを指す三ツ峠の全てのピークをたどりました。


木無山からの見事な富士山。

ゲート近くの沢の流れで泥んこだらけの靴を洗う図。

下山後、河口湖の湖畔の道は車であふれ、自転車であふれ、人であふれていました。観光地なので仕方がない面もあるでしょうが、外国から来た人は曜日は関係ないでしょうから、ここで暮らす人々は大変だろうなと思いました。もちろん天気が悪い日はここまでのことはないでしょうが、これじゃ毎日がお祭りみたいです。


2026年4月6日月曜日

角田山2026

春の定番、新潟の角田山に行きました。1泊2日の山ですが、今回はちょっと違った展開になったので記録しておきます。北陸道を降り国道460号を西へ。天気が下り坂の角田山です。翌日の雨が確定的なので、初日に角田山に登っておこうと計画変更でした。

シロキツネノサカズキモドキ白狐盃擬き(キノコ) 長い名前ですが、こういうのは区切りで考えればなんとなくわかります。シロ・キツネノ・サカズキ・モドキ


コシノコバイモ 越の小貝母 手前にヤマネコノメソウ 山猫の眼草

ナガハシスミレ 長嘴菫

トキワイカリソウ 常盤碇草、常盤錨草

ヤマエンゴサク 山延胡索

カタクリ 片栗

オクチョウジザクラ 奥丁子桜

シュンラン 春蘭

オオミスミソウ 大三角草

弥彦温泉山本館。角田山の山行の宿は野積海岸まつやさんと決めていました。早々予約を入れていましたが、昨年暮れに廃業するという電話が掛かってきました。約10年もお付き合いいただいていたので残念でした。そして初めての山本館でしたが、スタッフの対応、施設の清潔感、はなやかな料理と満足いただけたと思います。


夕食。食べきれませんでした...

翌朝はしっかり雨で春の嵐といった空模様でした。JR弥彦線終点弥彦駅にはミズバショウが咲いていました。

こんな天気では登山は無理でしょ、ということでまず訪れたのは弥彦神社。2400年以上の歴史を持つ越後一之宮です。

移動して「大神津分水路資料館」です。とても重要な越後平野の治水の歴史がわかるところ。

この日はボランティアの方の解説が復活していて、丁寧にお話しいただきました。ジオラマを使った信濃川の流れ。

信濃川本流の流れは左、右の流れが大河津分水路で、約10㎞で日本海に注ぎます。どちらの流れにも可動堰があって大河の流れをコントロールするということです。


展示の解説の最後は最上階に上がって実際の河の流れを見ました。実際に見ると想像もしやすくわかりやすかったです。


3つめは「トキと自然の学習館」長岡市の施設です。2012(平成24「トキみ~ては平成30)年に出来た施設です。トキのいる佐渡は島なので広さは決まっています。いずれ他の地域に放つということが計画的に行われています。分散飼育というらしいのですが、長岡以外に石川や島根に分散飼育の施設があるそうです。去年佐渡の金北山にご一緒した皆さんだったので訪れたのはタイムリーでした。

展示で学べる学習館と観察棟の「トキみ~て」の2つの建物です。「2026年2月末時点の環境省の発表によると、日本(主に佐渡島)の野生下で生息するトキは約473羽(2025年末時点の推定)です。2022年に500羽を超えましたが、天敵の捕食や悪天候により、近年は400〜500羽台で安定・変動しています。」

ガラス越しにトキを見ることが出来ました。

この施設には10羽の時がいるということでした。佐渡よりも間近にトキを見ることが出来ます。ちょうど抱卵しているペアがいて、交代で卵を温めている様子が見られました。繁殖期のトキは首から出る黒い粉状の分泌物を羽に塗りつけるため灰色になりますが、これは保護色と言われています。それでも尾にトキ色を見ることは出来ました。


全く青空を見ることが出来なかった新潟での2日間、甲府盆地に入ると青空がまぶしかったです。