2023年8月17日木曜日

日光白根山

半月前の山行でした。群馬県にいて翌日の予定がなくてそのまま山梨に帰りというのももったいないという感じで登った日光白根山でした。何も知らずに車を走らせた丸沼リゾートのゴンドラ駅。始発前充分な時間に到着したにも関わらずたくさんの行列…
車でふもとまでのアプローチでゴンドラに乗れば山頂まで1時間ちょっとってスチュエーションってこういう展開になるんですね。


ロープウエイじゃなくゴンドラだとどんどん人が運ばれるので思ったほどじゃなく山頂駅に移動出来ちゃいます。心配ご無用ってことかな。



着いた山頂駅はまだまだ観光地なので様々な案内です。大ぶりの花のシラネアオイの白根はここ、日光白根山のシラネから来ているという案内。


ゴンドラ駅から北に進み沢地形を東に進みました。そこで出会ったどこよりも立派な六地蔵です。


その沢地形で一番目立っていた植物はなんとカニコウモリの花でした。凄いボリュームでした。


座禅山という外輪山にあたるのかな?そんなところに行って、夏なんで噴火口が50mはありそうなのにそれも確認できないままトレースしました。


白い花はシラネニンジンというセリ科の花だろうなんて思いながら見てました。シラネニンジンのシラネは日光白根の白根です。

 
弥陀ヶ池。もっときれいだったのにこんな写真しかないのが残念です。

日光白根山の成り立ちの噴火歴は調べてない状態で歩いていました。五色山、前白根山と外輪山のような地形をトレースしました。


途中で見かけた明治時代の宮標石。


カルデラ湖って思った五色沼を見下ろします。すごくきれいな景色でした。

外輪山を進んで見えてきた前白根のピーク。


前白根の西の砂礫地に割いていた妙にピンクが濃かったコマクサ。


こちらは山頂周辺で見かけたコマクサ。なんでしょう?この色の違いは?まるで種類が違うんじゃないか?くらいの違いに思えました。調べていたら環境省の調査でしょうか、PDF でネットでヒットした情報は、日光白根山のコマクサのDNA検査結果。このコマクサは移植されたというDNA 検査結果でした。


稜線でたくさん見られたイワギキョウ。


前白根の山頂を西に進んで一旦カルデラに下ります。日光白根の本峰の登りがプレッシャーをです。だってあの頂に行くために一旦下ってって登り返す展開ですから。


樹林帯を抜けて森林限界後は上り下り入り乱れて凄いことになっていました。登れる人、落石に無頓着な人、カオスでした。


日光白根は百名山です。だいたい山梨の山に登ってはるか日光方面を見れば確認できるピークですから。


いちばん人が行きそうなルート取りで行った山行でした。予定もないのに時間が空いたんで行ってみた下見みたいな山行でした。この避難小屋は使えません。七色平避難小屋です。五色沼西の避難小屋は充分使えます。


この日はこの周辺だけ凄まじい雷雨でした。


ゴンドラで下ろうとしたら、僕の前でストップ。雷が落ちたらレスキューが大変だということでストップしたゴンドラ。1時間以上待たされた雷雨注意報。仕方ないですね。


ゴンドラで下った後の下の駅。乗り物を利用して簡単に登れるということは条件次第でとんでもないことになるということだと思いました。ひょっとしてゴンドラに乗っていて落雷にあったらもっと悲惨なことになっていたかもの展開に、何とも言えない感じで納得するしかないという日でした。自己完結できる山行がシンプルで良いですね!

2023年8月11日金曜日

笊ヶ岳募集

笊ヶ岳で募集山行というリクエストがありました。アプローチは山梨百名山の中でも最も厳しい登下降です。寝袋とマットが小屋泊まりとは異なる点でご準備ください。食事とテントは僕が持ちます。3名限定の山行募集です。写真は笊ヶ岳山頂から小笊と富士山です。


 ◇2023年9月3~5日(日~火)天候を見て1泊2日の山行です。

この日程で参加ご希望がありました、全面サポートしますので是非ご参加ください!

・1日目  雨畑老平-広河原-山の神-檜横手-布引山山頂(テント泊)

 2日目  布引山-笊ヶ岳ピストン(小笊)-檜横手-山の神-広河原-雨畑 老平

 1泊2日の予定ですが、2泊3日という設定もできます。ご相談ください。

・ガイド料:35,000円 その他3,000円(食費、ガイド経費) おひとり38,000円

     募集定員3名 2名以上で催行します。

・装備 : 基本夏装備、シュラフ、シュラフカバー、マット、個人用食器、カトラリー

     装備のご不明な点はご相談ください。

・お申込みフォーム:こちらからどうぞ!
・催行にあたり同意書は必ず必要です。:こちらです。
・保険加入も必ず必要です。やまきふ共済会の共済をお勧めしています。:こちらです。

2023年7月27日木曜日

富士山吉田口

ガイド仲間からの依頼はシンガポールの方々を吉田口から富士登山というものでした。前日吉田口五合目に前泊しているということで、ひとりで吉田口五合目に向かいました。河口湖大橋からの富士の姿は完璧でした。

待ち合わせの時間前に到着した吉田口五合目は、まだ時間が早いためか閑散としていました。富士山で最もにぎわう場所です。自分が日本人であるということをいやが上にも感じた瞬間。約束した時間で合流し、山行が始まるのかと思っていたらまったくてんでバラバラでなんとも締まらない始まり。

このタトゥーを見せられても…この国では一般的ではないと返事しましたがうまく伝わらなかったと思います。

単調なスタート。厳密に言えば六合目過ぎのジグザグです。巨大なバリケードは吉田大沢からの落石から守ってくれるものです。

トイレと焼き印というイメージの通過する山小屋。七合目から次々に登場する山小屋。


予約されたのは七合目の東洋館。凄く整備されたきれいな小屋でした。


コロナ後の山小屋はどこも完全予約制。それでの登山後にコロナ感染とかいろいろ不具合が生じたときに対応できるよう、外国人はパスポートまたは在留資格証の提示が求められます。凄い時代になったと思った瞬間でした。


今や普通になった蚕棚の寝室スペース。


富士山と言えばカレーが夕食ですが、東洋館はけんちん汁が売り。ごはんとお茶はお替りできるというのは良心的です。


富士山で一番東側に位置する吉田口は日の出がメインですが、それでも夕方、影富士がちらっと見えました。


日の出前30分の空が素晴らしいということで、そんな時間から行動していました。日の出は4:35くらいでした。


日の出。下に山中湖がしっかり見えています。


七合目からの岩場は吉田口ルートの難易度を上げていると思います。


その岩のセクションも太子館までです。太子は聖徳太子の太子です。


本八合目まで行くと尾根状の向こうが見えるので下山道の確認が出来ます。こんなスカイラインが富士山です。


九合目の鳥居


吉田口山頂手前で見られる見事な石積みは溶岩です。


やっぱり噴火口は特別感にあふれます。


1万数千年前の新富士の噴火で地上に現れた溶岩です。登山道のわきに時空を超えて火山のリアルを見せてくれていると思いました。


一番新しい宝永の噴火の宝永山が確認できました。


富士山の火口をぐるっと回ることをお鉢巡りと言いますが、この日は下山も含めた時間が押しているのでキャンセルしていただきましたが、山頂郵便局には行きたいということでピストンしました。御殿場口山頂に着いたらガ~ン!


御殿場口から富士宮口までは5分の移動です。郵便局があって安心しました。


郵便局で用足しして吉田口下山道の戻る途中で見えた「まぼろしの滝」のルンゼ。


下山道のはじまりで出会った富士山の一般的なツアーの様子。コロナがあって富士登山の何が変わったのかって考えた時、正しく変わったのは小屋の対応だけです。一畳に3人寝るみたいな対応から、ギュウギュウ詰めから個室対応になったことだけです。それ以外はコロナ前と何も変わっていないと思いました。コロナ以前と変わらないツアーの実施と外国人が押し寄せているという今年。何も変わっていない富士山だと思いました。小屋からあぶれた人の弾丸という行為。調整が難しいと思った現実。


吉田口下山道のポイントは須走口との分岐です。吉田口に下るつもりが須走に行ってしまう人がいるんです。末広がりの富士山なので下山口が違うととんでもないことになります。


長い吉田口の下山道。


下山道最後の方に登場するシェルター


富士山の傾斜と夏雲。夏の富士山のイメージドンピシャです。

午後2時くらいの吉田口5合目は混雑してました。