2014年1月15日水曜日

奥日光庵滝

日光
実は行ったことがありません・・・でした。日本のランドマークと言ってもいい場所です。華厳の滝、日光東照宮、中禅寺湖、戦場ヶ原、今回アプローチで通った足尾銅山・・・有名な地名が次々に!
初めての場所に行く時はどんなに遠いところでもお上りさん気分なのが悲しい!かな?

所属している静岡山岳自然ガイド協会の研修でした。奥日光エコツアー毎年開催されている庵滝


男体山です!ここは日光いろは坂の入り口。右は下りのルート、登るので左に入ります。

凄まじい綴れ織りの山岳道路で、あまりのカーブに天にも昇る感じです!


ロープウェーの駐車場から見える景色。男体山がでかい!隣が大真名子山、さらに女峰山


中禅寺湖

戦場ヶ原
太平洋と日本海の気候を分ける脊梁山脈がすぐ後ろに控えています。日光白根山なんかですね。
とくに冬は特徴的な日本の気候、太平洋側と日本海側。講師の麦島功記さんも強調していました。ちょうどその太平洋と日本海の境を歩くので初めは太平洋、傾斜が出てくると日本海側の気候になると・・・確かに男体山と日光白根山の間にいるとそんな風に思えるコンディションでした。日光白根山は見ることが出来なかったけど、男体山はときどき見えてました。




自己紹介と準備体操

小田代ヶ原目指してミズナラの林を歩きます。


これは木が裂けてしまった「凍裂」という現象だそうです。寒さで木の中の水分が凍って「バァ-ン」という音とともに割れてしまう現象


シカよけの防護柵のゲート

小田代ヶ原
湿原から草原になりつつあるというのは残念ではありますが、仕方のないこととも思います。
真ん中のシラカバが「貴婦人」と呼ばれているやつです。人気スポットでカメラマンが並ぶそうです。


小田代ヶ原から弓張峠を経て外山沢に入って「庵滝」を目指します。

庵滝が見えてきた。

外山川は中禅寺湖に流れ込む川で、源流は日光白根山です。谷の傾斜が増してV字谷になる一番初めの滝が庵滝。25000図の滝の位置はもっと上流に書いてありますが、正確なことはわかりません。でもその間はゴルジュ地形で滝が何段もあるでしょう。


今年の氷の発達ぐあいはとても良いということでした。


なんとなく童心に帰ります。

落ち口からの氷は薄くて、中の水流が見えました。鋭くきれいなツララは、水のしみだしと寒波のハーモニーで仕上がり具合が決まるのでしょう。


日本海側の気候の中にいる間はちらちら雪が降っていました。
帰りは思い思いのルートを下って楽しみました。


小田代ヶ原と「貴婦人」


戦場ヶ原の赤沼茶屋から見た男体山

太平洋側の気候に戻ってきました。「日光-にっこう-」という地名の由来を初めて聞きました。男体山の元の名前が補陀洛山。補陀洛とは、観音菩薩の浄土であるポータカラ(梵語)を漢字にあてたもの  日光の名前の由来は、補陀洛-ふだらく-説が有力だそうです。
補陀洛山ふだらくやま→ふだら→ふたあら→ふたあら二荒→にこう二荒→にっこう→日光
(間違っていたらごめんなさい)





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