妙義山です。
いろんな意味で難しい山です。まずは妙義山はひとつのピークを指しているわけではないところが難しい・・・それと実際に登るのが難しい。主要なところを縦走しようとすると、必ず半端ない鎖場が出てきます。鎖場ではない尾根上のところも、幅1mで右も左もスパッと切れていて、下まで100mの高度差!なんてところだらけです。精神的に難しい、とてもヘビーな山です。
あやしい観光地みたいな登山口ですが、見事なチョックストーンでした!
この辺りまでは変に整備されています。夏だとこの小屋やっているのかな?
これから登るルートを控えて、渇を入れられるみたいな‘不動明王’です。
いきなりこんな鎖場があります。
連続して鎖場登場、こんな朽ちたアンカーもあったりしますが、使えるものは何でも使います!
右上気味のこんな鎖場、バランスが悪いとやばいです!
国道18号を見下ろすところまで登ってきました。恐ろしいという言葉を使いたくなるくらいの高度感! 信越本線横川駅方面、「碓井峠鉄道文化村」が見えています。
こんな険しい尾根の上にもこんな石祠、人の営みはものすごいと思います!
御岳山頂 遠くに丁須の頭が見えてます。ヒントはTの字
その先に進むとさらに丁須の頭がはっきり見えてきました。
目的地は丁須の頭ですが、稜線上にも鎖場がいっぱい。こんな危険な岩場も出てきます。
目的地は射程距離に入りました!
丁須の頭直下!
丁須の頭の付け根にある慰霊のプレート」
ふと見れば、浅間山が見事な姿!
表妙義がよく見えました。星穴岳もよく見えています。
帰りは鍵沢ルート、基本沢の下りだし北側なので凍っていました。
六本爪のアイゼンです。正直持っててよかった!あるとないとでは大違い!
こんなきれいなフラットのアイスにも出会ったりします。
妙義山
表妙義と裏妙義があって、全体で一番高いのが谷急山1162m(裏妙義)、でも表妙義の相馬岳1103mが主峰という記述もあります。難しくてややこしいでしょ?
表妙義にある山は、金洞山こんどうさんエリアに中之岳、東岳、西岳、鷹戻しなどがあり
白雲山はくうんさんエリアに相馬岳、天狗岩、玉石などです。
裏妙義には今回の御岳、丁須ノ頭に加えて、烏帽子岩、谷急山などがあります。
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