2014年1月16日木曜日

妙義山 丁須の頭


妙義山です。
いろんな意味で難しい山です。まずは妙義山はひとつのピークを指しているわけではないところが難しい・・・それと実際に登るのが難しい。主要なところを縦走しようとすると、必ず半端ない鎖場が出てきます。鎖場ではない尾根上のところも、幅1mで右も左もスパッと切れていて、下まで100mの高度差!なんてところだらけです。精神的に難しい、とてもヘビーな山です。

御岳からの表妙義

登山口

あやしい観光地みたいな登山口ですが、見事なチョックストーンでした!


この辺りまでは変に整備されています。夏だとこの小屋やっているのかな?


これから登るルートを控えて、渇を入れられるみたいな‘不動明王’です。


いきなりこんな鎖場があります。


連続して鎖場登場、こんな朽ちたアンカーもあったりしますが、使えるものは何でも使います!


右上気味のこんな鎖場、バランスが悪いとやばいです!


こんな里山ちっくのところも・・・

国道18号を見下ろすところまで登ってきました。恐ろしいという言葉を使いたくなるくらいの高度感! 信越本線横川駅方面、「碓井峠鉄道文化村」が見えています。


こんな険しい尾根の上にもこんな石祠、人の営みはものすごいと思います!


御岳山頂  遠くに丁須の頭が見えてます。ヒントはTの字


その先に進むとさらに丁須の頭がはっきり見えてきました。


目的地は丁須の頭ですが、稜線上にも鎖場がいっぱい。こんな危険な岩場も出てきます。


概ねアンカーはこんな感じ

目的地は射程距離に入りました!


丁須の頭直下!


丁須の頭の付け根にある慰霊のプレート」


ふと見れば、浅間山が見事な姿!


表妙義がよく見えました。星穴岳もよく見えています。



帰りは鍵沢ルート、基本沢の下りだし北側なので凍っていました。


最低の装備、必携です!

六本爪のアイゼンです。正直持っててよかった!あるとないとでは大違い!
こんなきれいなフラットのアイスにも出会ったりします。


第二不動の滝

こんな人の営みも!

ルート整備

崩落地帯

堕ちたらやばい岩


妙義山
表妙義と裏妙義があって、全体で一番高いのが谷急山1162m(裏妙義)、でも表妙義の相馬岳1103mが主峰という記述もあります。難しくてややこしいでしょ? 

表妙義にある山は、金洞山こんどうさんエリアに中之岳、東岳、西岳、鷹戻しなどがあり    
白雲山はくうんさんエリアに相馬岳、天狗岩、玉石などです。

裏妙義には今回の御岳、丁須ノ頭に加えて、烏帽子岩、谷急山などがあります。


 




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