宝永山、最短ルートは富士宮口五合目で車を降りて1時間半で行けます。
が、絶対お勧めは水ヶ塚駐車場か御殿場口五合目から三つある宝永火口を経由するルートです。自然のダイナミズムを体験できるからです!
馬の背手前。標高約2700m、普通の山だったら這松が出てきたり、もっと岩がでこぼこしていたり、いろんな変化が狭い範囲でありますが、富士山では、特にこの辺りは直線的で地形がシャープでとっても面白いと思います。こんな場所はなかなかないです。写真は馬の背です。
宝永山(ほうえいざん)は宝永4年(1707年)の宝永大噴火で誕生した、富士山最大の側火山である。標高は2,693 m。この宝永の大噴火以降は噴火していないため、この宝永山が富士山の最新の側火山になる。
宝永大噴火は、歴史時代の富士山三大噴火の一つであり、他の二つは平安時代に発生した「延暦の大噴火」と「貞観の大噴火」である。宝永大噴火以後、2013年に至るまで富士山は噴火していない。wikipediaより
山頂のモニュメント。ピークというよりもただの突起という感じなんですが・・・
ここの噴火がたかだか300年前、こいつが一番新しい噴火。噴火前にあった富士講のルートは約70年かかって復活する、そして今そのルートを歩ける!全てがすごいことだと思います。静岡山岳自然ガイド協会に所属していて、山梨の韮崎に住んでいるおいら、どっちが表でも裏でもいいと思っていました、でも正直、山梨からの方が形がいいとずっと思っていました。でも宝永山、そんな垣根を越えてなかなかいいと思いました。
大砂走の始まりです。
はてしない感じに続く砂礫
見てくだっさい!遠くに見えている四角のボックスが御殿場口五合目の駐車場・・・
気が遠くなる感じに見えますが、下りなのでへっちゃらな結果です。丸いピークはツインズの双子山
火山礫の登山道も、宝永山からしばらく下ると植物がぽつぽつあらわれます。富士山特有の植物たちです。
大石茶屋。小屋明けの準備をしていました。富士山の山開きも近いですね。
御殿場口五合目の駐車場はすぐです。
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