高気圧に覆われているものの、寒気が入って場所によっては不安定な天候。そんな気象条件が続いている日々です。おおむね晴れていて、ここのところ朝は素晴らしい展望が広がっている韮崎です。韮崎の町のはずれから見た茅ヶ岳。‘ニセ八ツ’と呼ばれます。
ほぼほぼ同じ場所から見える八ヶ岳。どうでしょう?八ヶ岳とニセ八ツと言われる茅ヶ岳。茅ヶ岳が何でそんな言われ方をするのか?東京方面から中央線に乗って、山梨、長野の山に登りに行くとき、列車が甲府を過ぎると車窓の右手にまず飛び込んでくるのが茅ヶ岳です。裾野が広がっている感じが八ヶ岳によく似ています。そこで勘違いしてもう八ヶ岳か~となります。列車がさらに進んで穴山駅を過ぎると本物の八ヶ岳が見えて来ます。八ヶ岳だと思っていた茅ヶ岳に対してだまされた!となって、`ニセ八ツ’という言葉でお返しとなってしまったのでしょう。
大明神の登山口の駐車場は車でいっぱいでした。標高はだいたい1000m。
登山の形態も様々です。僕はツアー登山のガイドという仕事はあまりありませんが(個人ベースのガイド山行が基本です。)石川県の旅行会社、北日本観光旅行という会社の茅ヶ岳登山ツアーのガイドを頼まれました。ツアー会社の方がツアーをするにあたってどのガイドに頼むかとネット検索して、韮崎で活動している僕に依頼されたということでした。
登り始めてから山頂まで、だいたい半分のところの女岩。
金沢を出発したのは早朝。登り始めが午前11時過ぎ。僕の分のお弁当もありました。北陸で有名な笹寿司や、いろんな押し寿司がバラエティに富んでいて楽しいお弁当でした。
日本百名山の著者、石川県加賀市出身の深田久弥終焉の山です。脳梗塞で倒れた場所には碑があります。石川県からいらした皆さんです。狭いけどここで休みました。
茅ヶ岳は展望の山です。山頂手前の岩が出てくるところから始まる展望。金峰山方面。
ヤマツツジ
イワカガミの山でもありますがもう終わっていました。辛うじてのイワカガミ。
山頂記念写真!
山梨の僕らにはわからない感覚、富士山が見えるという有難さ!お話を聞くとそうらしいです。日常の景色の中にある富士山なのでわからない感覚ですんません。この2日前に8合目から上は雪が降った富士山です。
可愛いマイズルソウ。
饅頭峠の民話 『昔、甲斐の国を巡杖した弘法大師が峠の茶屋の老婆にマンジュウを所望したところ「これは石のマンジュウだから食べられない 」と偽った。大師が立ち去った後マンジュウを見るとみんな石ころに変わっていた、と言う 』
「百の頂に 百の喜びあり」深田公園の記念の石碑の前で山行終了。お疲れ様でした!
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