2020年3月3日火曜日

ダイヤモンド富士

富士山頂からダイヤモンドの輝きに例えられ昇る太陽、写真はダイヤモンド富士で有名な本栖湖の竜ヶ岳のものです。あまり意識したことはありませんが、沈む太陽の場合もやはりダイヤモンド富士だそうです。山中湖側になります。だいたい秋から4か月くらい見ることが出来るようですが、この時期三国山稜の端っこの立山(たちやま)から見ることが出来るということで出掛けました。


調べてみると立山からの日没のダイヤモンド富士は午後5:54。日没まで時間があるので午前中は富士五湖地方のプチ観光としました。新倉山浅間公園、この階段名前がついてました、咲くや姫階段(398段)だそうです。富士山の祭神の木花咲耶姫(このはなさくやひめ)です。


新倉山浅間公園のシンボル、忠霊塔。富士吉田市の戦没者慰霊塔です。


定番のアングル


国道139号線本町通りの金鳥居(かなどりい)です。富士登山の始まり一の鳥居です。富士山に向かって御師の家が並びます。道路の真ん中にアスファルトではない丸が見えます。毎年8月26,27日富士山登山の山仕舞いを意味する祭り「吉田の火祭り」のたいまつが置かれる場所。アスファルトではない耐熱素材の丸が20~30m毎に登場しました。高さ3m、重さ200㎏のたいまつが70本以上並ぶ吉田の火祭りです。


忍野八海。思いっきり観光地でした。それでも新型コロナウイルスの影響で閑散とした駐車場でした。


とてもきれいな富士山の湧水です。


山中湖の湖畔から鉄砲木ノ頭に登り、三国山から大洞山と縦走して日没の時間に合わせて立山へ、という計画でした。登山を始めたときは良く見えていた富士山なんですが・・・ 


鉄砲木ノ頭手前ではどんどん雲が・・・


三国山の山頂ではキジムシロの芽生え。記録的に暖かい冬。


日没に間に合うように歩いた三国山稜の稜線。


まだ芽吹き前に目立っていたフジマンネングサという苔。色々調べてみたのですが、似たようなやつにコウヤノマンネングサ、フロウソウというのもありましたが、富士山の麓なんでフジノマンネングサでしょう。この稜線はおそらく300年前の宝永噴火のスコリアにカバーされている台地です。


アザミの枯葉がないアザミ平


立山(たちやま)展望台に着きました。写真は先月のもの。この富士山山頂に沈む太陽、ダイヤモンドを見に来たわけです。


ちょっと粘って待っては見たものの、こんな空では叶いません・・・ダイヤモンド。


下山は沢地形。見た目には無くなった雪なんですが、枯葉の下に融け切らない凍った雪がありました。こんな時は今どきチェーンスパイクが活躍します。


山中湖湖畔の旭日丘に下ってきたら富士山山頂がお目見え。なんなんだよ~!

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