2020年9月5日土曜日

双子池

先週の山行です。北八ヶ岳の双子池にテント泊するというのが目的の山行でした。山頂を目指すというより、テント泊装備をザックに詰めて行動するというもの。竜源橋からです。


蓼科山と横岳の間のゆるい傾斜の登山道。


ひと登りすると左手に蓼科山がどっかり。


出発した竜源橋の横の滝ノ湯川は水の流れはありませんでした。初めから伏流なのですが、はっきりした河原からは降雨時の流れが想像できるものでした。南からの雨雲が迫ってきて、何とか免れるかなとは思ったもののつかまってしまい雨具を着た次第でした。


大河原峠。霧ヶ峰方面からの林道は通行止め。去年の台風の置き土産です。佐久側からはたくさんの車が登って来ていました。日帰りで蓼科山に登る人が多いのでしょう。


気持ちのいい双子山の山頂台地。


眺めるだけならとても雄大な気持ちにしてくれる入道雲です。


どんな人たちが手を合わせたのでしょう、山頂には石祠がありました。


石祠の近くには御料局三角点。


双子ってことなので、雄池と雌池で双子池なんですが、雄池近くに双子池ヒュッテがあります。コロナ後はたとえテント泊でもいろいろ面倒です。テント泊でもそれぞれ名前、住所、電話番号、その時の体温を小屋に提出しました。もちろんそれぞれの小屋で対応は違うわけですが、どっかでコロナ陽性者が出たときに後追いできる情報は提出するって感覚です。


テント場は小屋から一番遠い雌池の西のはずれがメインです。


それなりにきれいな池ではありましたが、遠いテント場です。へこむくらい遠いです。


小屋に泊まるのもテント場にテントを張るのも事前に予約が必要なコロナ後です。予約をしたら完結するわけではないのがテント泊。小屋がスペースを確保してくれるわけではないのです。テントを張るスペースは平らで広いところが条件がいいわけで、そこは先着順というサバイバルです。僕らは比較的遅く着いたのであらかたスペースは埋まっていました。続々と幕営予定の登山者が来るわけです。テント場の手前でザックを下ろしダッシュでした。スペースを見つけて写真のストックを刺して戻りました。スペースの確保です。必死です。


後からだと条件はかなり厳しくなりますが、なんとかテントを張れました。


狭いスペースですが、こちらの方が地面がフラットでいい条件だったと思います。


それぞれの参加者が各々準備した食事、僕は一人鍋焼きうどん。


翌朝の雌池。


観音様と不動明王の石造物。双子池ヒュッテの下にありました。


大岳途中の天狗の露地に向かっています。この登山道、横岳方面に通じているわけですが、ひょっとしたら赤岳周辺よりもグレードは高いかもの登山道です。大岩がゴロゴロしていてアップダウンが続くからです。


大岩ゴロゴロの登山道はスペースがありません。天狗の露地。本当に岩と岩の間をぬう登山道は危険がいっぱいで大変でした。


登山道を離れて露岩に登ってみました。気持ちのいい写真を頂きました。蓼科山です。


石祠があったので登ってみた露岩でした。


双子池の戻ってテントを畳み、パッキングして亀甲池に向かいました。小屋泊とは違い全て自分でやらなければなりません。パッキングをし直すって結構大変ですが、自己完結するというのは登山の基本だと思います。


久しぶりに訪れた亀甲池。


天祥寺原に向かう気持ちの良い登山道。正面には蓼科山。


竜源橋まで戻って来ました。お疲れさまでした!


 

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