2023年7月16日日曜日

森吉山

秋田駒ケ岳の山行が終わった翌日は森吉山周辺を歩こうと思っていました。具体的には有名な桃洞沢に行こうと思っていました。初めての場所で良くわからないので阿仁合駅の近くに泊まった朝、どうしても最寄りのコンビニにと移動。約8kmの移動した交差点は桃洞沢のアプローチの交差点で、立派な森吉山の案内が立っていました。

コンビニ最寄りの駅、阿仁前田温泉駅前のクマの木彫りの迫力です。マタギで有名な阿仁の里でたくさんの木彫りを見かけました。桃洞沢の沢登りは夜の大雨と天候不順で行くことを諦めた朝でした。

僕の住んでいる韮崎の緯度はだいたい35度42分、阿仁はだいたい北緯40度。その緯度のポイントにあったモニュメント。緯度は難しい計算式があるのでしょうが、一度はだいたい110kmでしょう。


阿仁の里のことはよくわかってないし下調べも全くしていませんでした。今は北秋田市となった阿仁町、阿仁合駅の近くに泊まったのは阿仁町の役場があったと思ったからでした。『1309年(延慶2年)に発見された阿仁鉱山の金、銀、銅の採掘で栄えた(1970年(昭和45年)に休山)。以前は銅の生産量が日本一だった。』wiki
明治のお雇い外国人の家が保存されていました。

阿仁鉱山の当時を伝える伝承館。

ダイジェスト的に鉱山にまつわるものが展示されていました。鉱山での破砕のための穴も工夫次第という穴の展示。

鍰(からみ)と説明されていました。鉱石を精錬して銅を抽出した後に残った不純物の塊です。阿仁鉱山の厳しい労働が伝わってくると思いました。

阿仁マタギの地マンホールのデザインはなぜかかわいいものでした。

天気も悪いし、とりあえず森吉山の山頂だけは行っておこうと阿仁スキー場がスタート。

全長3,473mの阿仁ゴンドラに乗って楽ちんに移動です。20分の乗車時間、乗車で良いのかな?ゴンドラの時間です。実際は17分でした。


山頂駅から歩き始め、最初のランドマークの石森という1308mの標高点。

ロープウェイを使わないで登るルートの入り口は阿仁前田温泉駅です。このブログのはじめの写真のコンビニ横の森吉山の案内です。そのルートの一ノ腰というピークまでピストンしました。途中の立派な避難小屋です。

避難小屋横の冠岩という面白い岩。


石森に戻って進んで見えた森吉山の山頂。だいたい真ん中なんですが、特徴のない地形はなかなか読めなくて難しいですね。これは冬、積雪がある状況ではかなり難しいところだと思いました。

二百名山の森吉山山頂。

簡単に山頂まで行ったので、北の山人平まで下ってみました。その山人平の山頂からの様子です。


花は盛んに咲いていて、これは登山道のニッコウキスゲ。
 

オオバキスミレ 大葉黄菫。


マルバイワシモツケ 丸葉岩下野。 


東北シリーズの主役、ヒナザクラ。


阿仁スキー場のゴンドラで下りました。残念な天気でした。

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