奥久慈2日目は生瀬富士です。1日目の奥久慈男体山を無事済ませ、素晴らしい料理をいただき、この茨城県の山行を思い立ったのは、袋田の滝を下から横から、そして真上から見ることが出来るコースだからでした。タイトルは"アラウンド袋田の滝"です。写真は袋田の滝の観光地の道から見た生瀬富士です。一番目立っている立神山の左のとんがりがそれです。
前日の雨で増水していると思いましたが、地元の人はこんなもんじゃないと増水という言葉に反応していました。自然災害が多い日本ですが、ローカルな感覚はそれぞれでしょう。
袋田の滝の下から始まる自然探求路入り口の階段。侮れない階段がずっと続く自然探求路です。
自然探求路は袋田の滝を真横から見ることが出来ます。
この写真はやさしく見えますが、自然探求路はとんでもない傾斜に設置された階段で覚悟して歩いたほうがいい道です。
左岸につけられた自然探求路、生瀬滝の上で右岸に渡渉をするのがルートですが、増水していて渡ることが出来ませんでした。仕方がないので上流の農道をに架かる橋を渡って正面の尾根に取付きました。
農道から見えた月居山(つきおれやま)はこのエリアの代表選手みたいです。
渡渉できなかった滝川の渡渉点。
滝川右岸の稜線の上から見下ろした袋田の滝。アラウンド袋田の滝です。
アラウンド袋田の滝の全貌。
アップダウンの続く稜線の様子。
立神山から見えた茨城ジャンダルムの稜線。
奥のとんがりが穂高のジャンダルムのミニチュアみたいに見えるということからのネーミングなんだと思います。変な表現ですが、幅広のヤセ尾根です。

生瀬富士山頂周辺はカシワがたくさんありました。カシワの花です。
地形図の406m標高点にあった生瀬富士の標識。
登山道は生瀬富士山頂から西に下ります。等高線わずか5~6本分だけです。ルートが複数ある場所があり、スムースに安全に下ったいただくためにロープを張りました。こういうのは瞬間の判断です。
西に下りたコル状にあった馬頭観音。立派な馬頭観音はかなりローカルなルートであるにもかかわらず、重要なコルであったということを感じさせました。

平和な登山道はやはり昔の仕事道でしょうし、コルにあった馬頭観音に通じます。
短くも変化に富んだ生瀬富士の登山道を楽しみました。ねらい通りのアラウンド袋田の滝でした。
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