2025年6月25日水曜日

蔵王温泉

三上さんと蔵王に行きたい!だったか?三上さん蔵王にいつでも良いから連れてって!だったか?そんなリクエストをいただいた山行でした。とてもありがたいリクエストです。合流は山形県のかみのやま温泉駅。在来線に新幹線の車両が登場するとやっぱりびっくりします。

山梨から山形へ、いろんな場所で出会う道路工事です。誘導員が持っている旗に注目です。東北では通過可能を表わす旗はミドリでした。山形県だけではありませんでした。このことも詳しくはわかりませんが、確か関東の旗は白かったような?どんな理由があるんでしょう?想像するに、一年通じて使う道具なので、白いと雪と見分けがつかないということなのでしょうか。

合流がお昼なので中途半端です。その日の午後を有効に使う目的で稜線に上がるのにロープウェイを使いました。蔵王といってもエリアは広く、おおざっぱに言えば宮城蔵王と山形蔵王ということだと思います。今回は山形からのアプローチです。


歴史のある蔵王温泉から主稜線に行くロープウェイ3本のうち、真ん中のそのまんま中央ロープウェイに乗りました。写真には撮れなかったけど、遠く安達太良山まで見えたのは良かったです。ロープウェイの上部から吾妻山方面の東のはじに見えた安達太良山でした。


乗務員のおじさんに誰かが聞いたロープウェイの定員、101名という即答だったのですが、ボディに書いてあるというおじさんの言葉を確認したら正しくでした。


1387m標高点鳥兜山下のロープウェイの山頂駅。僕は地理院地図の標高点1387mを確認して書きました。ロープウェイのトップから少し歩いて標高点に行くのでこの表記は間違っていると思いました。大した問題ではありませんが…


標高点1387mの実際。


立派なサラサドウダン 


三郎岳に行こうか?五郎岳まで足を延ばそうか?と悩みましたが、結局スキー場をぐるぐる回って、期待していなかったものに出会えたのがこの写真です。実生の初めの双葉の後の葉が大きくなっていますが、ちょっと前のはじめの双葉くらいの頃が理想なのでしょう、「ブナモヤシ」、大きくなってしまったブナモヤシの姿に初めて出会いました。食べちゃうブナの新芽がブナモヤシです。この言葉自体が憧れです、ブナの新芽をモヤシ感覚で食べちゃう食文化!


トレースもないスキー場、スキー場のような人工物は全てがトレースともいえるわけですが、すさまじいくらいのマイズルソウが咲いていました。本当に一歩を進めるのに躊躇しちゃいました。マイズルソウを踏んじゃうわけですから…


結局時間に追われ、下山も歩くことなくロープウェイでした。それでもシーズンオフのスキー場歩きはそれなりに面白かったです。


翌日の蔵王登山に備え蔵王温泉から南のライザワールドのコテージに宿を取りました。


キッチンその他自己ビルドの宿です。それでも山形の芋煮のメニューがオーダーできたので頼みました。季節はビミョーでしたけど。スキー場のコースわきで収穫したネマガリタケのタケノコがあったのでスペシャルな芋煮。芋煮とネマガリって全く相いれない季節感ではありますがスペシャルはスペシャルです。続きます。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿