2025年6月5日木曜日

Fielder vol.78

雑誌フィールダーが発売されました。今回の号に僕が登場します。西上州高立の一本岩が主役です。四月、取材依頼は地図読みと古道をからめてというものでした。一本岩周辺のいろいろなストーリーを含めて提案していった山行は、「一本岩フィールダー」というブログ記事を書いています。その時の最後に「6月発行のフィールダーが楽しみです。」と締めくくっていました。フィールダー最新号発売が今日です。


フィールダー最新号の表紙


僕の記事のタイトルが古地図山行となったのは、大正時代の五万図をベースにしたからだと思います。10年来のお付き合いで、そのころはお子さんを保育園にみたいな話だったと思いますが、今はその子も中学生だったりして本当に旧知の仲間みたいな編集部の皆さんでした。


僕の紹介が恥ずかしくなるくらいの内容で、マジお恥ずかしいくらいでした。


何度も行っている場所でしたが、今回時間の余裕があり、しかもその大正時代の五万図に「志賀越」が登場したので志賀越のルートをトレースできたのは良かったです。中央分水嶺から佐久側に延びる尾根によって、わずかなコルのどこを下るかで目的地が変わるということでたくさんの峠が存在する主稜線です。


一本岩と星穴岳の伝説が大事なので、山行が終わってからわざわざ横川に移動して撮った星穴岳の写真も載っています。


そして、星穴岳と一本岩が一直線で結ばれるポイントで、あーでもないこーでもないとじっくり撮影したシーンが下の写真です。編集部の新人君の向こうは絶対落ちたら危ない崖でした。


雑誌フィールダー78号、是非ご購入下さい。¥1,200+消費税¥120、¥1,320です!それにしても、10年前くらいは690円だったので、やはり物価高の昨今です。ロシアのウクライナ侵攻以来、紙の高騰に悩まされていると編集長から聞きました。世界はつながっています。

 

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