この時期限定の美ヶ原松茸ツアーでした。なかなかいろいろ段取りが大変で、山に登る前に疲れてしまっていた自分が情けなかった...出発は三城牧場のいこいの広場。トイレの下にこんな広い駐車場があったと初めて知りました。
今回は美ヶ原の歴史を考えても、絶対メインルートであったろう百曲りルート。三城から歩き始め、はじめは沢地形の道を歩きます。小さな沢に架かった橋を見るにつけ美ヶ原の玄関から入っているという感覚になりました。
広小場の広場。ここで百曲りと茶臼山に行く道が分かれます。
ちょっとだけ味見をさせてもらった山ブドウ
三城から美ヶ原の山頂台地にはそんなに時間がかかりません。ガイドの悲しい性か、今まではいちにち目いっぱい行動したいと、遠回りして山頂台地に行っていました。しかし、山頂台地で草を食む牛たちはどこを通って山頂台地に行くのか?と考えた時、正しく百曲りでしょ!と始めて歩いた百曲りのルートでした。年2回数百頭の牛が春に登り秋に下るということをするルートはとても歩きやすいはずだと想像していました。その通りの道を歩くことが楽しくて仕方ない自分でした。
山頂台地の縁。
牧草地の牛。
美ヶ原のシンボル、美しの塔。このモニュメントに掲げられている尾崎喜八の詩、「美ヶ原 登りついて不意に開けた眼前の風景にしばらくは、世界の天井が抜けたかと思う...」百曲りのルートはそれを実感できるルートだと思います。
山本小屋のこの時期限定のメニューを味わうために三城から登ってきた山頂台地です。主役は松茸!まずはすき焼きです。
松茸の香り食感を深く味わえる土瓶蒸し。
なめらかな茶碗蒸し。
松茸の天ぷらはお塩で。
しめの松茸ご飯の迫力!
翌朝の山頂台地。
ぐるり360度の景観を楽しんだ2日目の朝、宿を後にしアルプス展望コースを取り北アルプスに近づきながら歩きました。
なんとなくお気に入りの写真をいただきました。王が鼻にて。
2日間の仕上げは桜清水茶屋の新蕎麦御前のお昼。
栗ご飯
天ぷら、アケビの皮とふきのとうと天然キノコの天ぷら。
教えていただいた名前は信州の方言だったので忘れてしまいましたが、一般的にはカラカサタケと言われているキノコです。
メインはお蕎麦
僕が大好きなキノコ汁!
今年もきれいなアケビが飾られていました。
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