2014年6月17日火曜日

水ヶ塚駐車場を目指して


毎年少しずつ期間延長されている富士山のマイカー規制。富士宮口からの場合、水ヶ塚駐車場からバスに乗るというのがメインルートになります。富士宮口から登り、となりの登山口の御殿場口五合目に下りるという選択をした場合、水ヶ塚駐車場まで歩かなくてはなりません。(実際は本数は少ないけどバスがあります。歩けば2時間かからない)ここいらが意外にイケています!御殿場口五合目から水ヶ塚駐車場を目指して!
御殿場口五合目からの富士山


とりあえず幕岩を目指しました。


カラマツ、シラベ、トウヒや様々な広葉樹の森です。これは立派なブナの樹


歩きやすいみち

幕岩は溶岩流として流れ、固まった玄武岩が水の浸食で出来た沢の滝


分岐の先は御胎内

御胎内は富士山の火山活動で出来た溶岩洞窟。安産祈願の信仰の対象


木花咲耶姫の像


この鳥居から始まって、数十メートルの長いトンネル状だった途中が陥没して、今は分断された状態です。全てのトンネルが通れるので、胎内くぐりを体験すれば御利益があるかも!?


富士山のすそ野には100以上もの溶岩洞窟があるそうで、その中の一つということです。人々の営みとともに溶岩洞窟が信仰の対象になるというのもよくある話です。


水ヶ塚駐車場に向かう、須山口登山道。


水ヶ塚駐車場

富士山の五合目より上はどのルートも荒涼とした砂と岩の世界ですが、下は裾野に向かってあふれる自然が残っています。
山頂を目指さなくても十分楽しめます。






2014年6月14日土曜日

茅ヶ岳ツアー

~百の頂に 百の喜びあり~   深田公園碑文

茅ヶ岳の一般的な登山口、韮崎市の穂坂町柳平の上の駐車場から始まります。標高差約750m

登山口の近くの深田公園(日本百名山の著者深田久弥が茅ヶ岳登山中に脳卒中で倒れ亡くなった)の記念碑の説明からの今日のツアー、なんとその深田久弥の生誕の地、金沢のツアー会社の御一行様!総勢33名、いろんな意味ですごいことでした。お弁当は金沢御当地の笹寿司、僕もいただきました。その深田公園の説明というのは碑文のこと。「百の頂に百の喜びあり」というのは、茅ヶ岳登山に、韮崎を訪れた深田久弥が、日本山岳会会員の旧甲州街道沿いにある井筒屋醤油の会長の山寺仁太郎さんにサインしたものというものです。


深田久弥記念碑

金沢からの笹寿司

夏に茅ヶ岳に登ったのは久しぶりなので、この人気には正直驚きました。



今日は300人以上の登山者!

尾根に上がった所の、深田久弥終焉の地の碑 


山頂周辺は ヤマツツジが満開でした。標高的にレンゲツツジではないかという意見もありましたが、葉っぱのかたちが違うので、ヤマツツジでしょう。


梅雨の中休みが始まった日で、雲は多いものの良く山が見えました。


しばらく山頂に佇んでいましたが、浅間山もバッチしでした!烏帽子の台形と金ヶ岳


こんな状態の山頂でした。もう誰がどこにいるか、どんなパーティーかということも関係なしに山座同定の説明しまくりで終わった山頂の滞在時間・・・自分も含めて、昔の人は認識を変えなくてはならないと思います。全国区の超人気の山が茅ヶ岳なんです!



女岩は通りません。

ほのぼのと歩きました。


韮崎市穂坂町鳥の小池あたりからの茅ヶ岳


僕が住んでいる韮崎の本町から、一番近い山が茅ヶ岳です。
ここをガイドするという機会はあまりありません。今日はかなり珍しいことでした。あくまでも自分的にということですが、茅ヶ岳にまつわるいろんな話を聞いていただいて、この山のことの奥を知っていただいたのはいいことだと思います。百名山がらみで言えば深田久弥のルーツの方々でしたし、登りながら金沢の言葉が飛び交ったのはある意味供養でした。



2014年6月10日火曜日

笊ヶ岳 2014Ⅱ

笊ヶ岳


■詳細
日時   :   2014年7月19~21日(土、日、月) 期間中天気のいい日の2日間

 参加費用 :  ¥30、000 (ガイド料、その他) 
       
難易度 :    体力レベル ★★★★             技術レベル ★★★ 

出発時間 :  7月19or20日(土or日) 6時 鰍沢病院駐車場

ガイド車に乗り合わせも可能です  
  

登山ルート :  1日目  雨畑 老平-広河原-山の神-檜横手-布引山山頂(テント泊)
       
          2日目  布引山-笊ヶ岳ピストン-布引山-檜横手-山の神-広河原-雨畑 老平

行動予定 :  1日目 老平7:00-9:00広河原-13:00檜横手―15:00布引山テント泊
          
          2日目テント場4:00-5:30笊ヶ岳(小笊ピストン)-9:00テント場-13:00広河原-15:00老平 
             
必要な装備 : 登山靴、ストック、寝袋、マット、雨具、 防寒着、手袋、スパッツ,サングラス、ヘッドランプ、
                   テルモス、食器と箸、昼食2日分、行動食、非常食、テント、ストーブ、コッヘル、風呂道具

■食事      ガイドにご相談ください。しっかりしなくてはならないのが一日目の夜と、二日目の朝です。
          ご自分で準備をしてもいいですし、ガイドが準備してもいいです。アルコールは大歓迎! 

■ 申し込み   こちらからどうぞ!

  催行にあたり、同意書は必ず必要です。同意書はこちらです。

  保険加入も必ず必要です。日本山岳協会の共済をお勧めしています。こちらです。

2014年6月7日土曜日

笊ヶ岳 敗退

梅雨入りして間もない週末。

なんだかつれない空模様ではありますが、通いなれた老平からの笊ヶ岳、警報ではなく(大雨洪水警報)注意報止まり。この梅雨入り直後の予報は難しいみたいです。いつも見ている天気予報は、まず日本気象協会の山の天気予報、こいつはけっこうアバウトです。最後に頼りにしているのはヤマテン,気象予報士の猪熊さんのサイト、有料で300円ちょっとかかります。でもtenki.jp(日本気象協会)の予報の信頼度が「C」の時、違う予報が出て何度か当って助かったことがあるので頼りにしています。それでも今朝の段階では日曜は晴れ間がのぞくかも?だったのが、今日の夕方の更新では霧雨でダメなものに変わっていました。

老平ゲート

あんまりないシーンだと思います。去年まで崩れていた手掘りのトンネルにコンクリートが吹きつけられていました。安心して通れるようになりありがたいです。雨の水滴が写真に写っています。右からすさまじい勢いで水が落ちています。雨中の笊ヶ岳のアプローチはこうなります。


民家の軒先で雨宿り

広河原までのアプローチ、よく整備されているのですが、いつも自然の脅威にさらされています。橋が落ちたり、手すりが破壊されたり・・・


ここも崩壊

今年の大雪のせいなのか、去年の夏ぐらいからの大水のせいなのか、崩れた個所が何箇所かありました。


対岸にいくつかのプレートがあります。ここが広河原です。
ここで奥沢谷の左岸から右岸に渡って、怒涛の尾根の登りが始まるのですがこの状態・・・


ロープを出してトライしてみましたが、リスクが高すぎて向こう岸まで行けません。ものすごい水圧です。泳ぐという流れではありません。流れに入ってしまったら、そのまま二度と地に足をつくことが出来なくなるような水の流れです。


簡易タープを張りました。

タープの下で雨をよけながらの昼飯。目の前の濁流と轟音を聴きながら、今回の山行の撤退を決めました。山は逃げないので、もっと機嫌のいい時に来ることにします。


広河原は雨畑川の支流、奥沢谷の支流の北沢の途中の渡渉点です。

どのくらい前かはわかりませんが、昔はもっと手前の北沢と南沢の合流点の上で対岸に渡っていたそうです。北沢の出会いのちょっと上です。渡渉するわけではなく、吊り橋が掛っていたそうです。今回は撤退で時間があったので確認しました。老平から西に向かって進んだ後、北に方角が変わる所が、北沢と南沢の合流点。北沢に入ってすぐに左に沢身に下る明瞭な踏み跡がありますが、初めて見に行きました。今は釣りをする人が利用するトレースです。なんと吊橋の残骸がありました。写真の手前の角材と、濁流に向こう岸にかかるワイヤー。


ここは危険地帯です。右に奥沢谷ですが、トレースの右側は崖というより垂直の滝です。 



民家の上の小沢の現状

ここは去年までブリッジが掛っていました。そのスチール製の信頼度の高い橋は流されていて沢の下の方に転がっていました。


過酷な環境の中にあるトレールなので、こちらが臨機応変に対応できなければ対峙出来ないのが山です。そのためには撤退という選択肢もありです。

帰りの林道から見えた、奥沢谷。この川の蛇行は180度の角度です。敗退して落ち込む気持ちに自然が御意見しているように思えました。つまり、この角度はあるがままということ、傾斜と水の流れがあるがままに自然に推移すればこんな地形になる。そんな声が聞こえてきたようでした。

笊ヶ岳、また募集しますのでどうぞご参加ください!

2014年6月2日月曜日

白馬岳

白馬岳  大雪渓から行く北アルプスのお花畑 


ウルップソウ

白馬岳の魅力は、大雪渓とお花畑です。

日本屈指の高山植物群、日本三大雪渓のひとつ白馬大雪渓、見事な眺望など見どころも満載です。二日目は小蓮華山から雲上の湖、白馬大池を通り栂池ゴンドラでの下山です。

日時   :7月11日(金)~12(土)  
         
難易度 体力レベル★★    技術レベル★★ 
                      
出発時間:7月11日(金)、韮崎総合運動場駐車場 午前5時集合

参加費用:¥ 38,000(ガイド料など)

ルート : 11日 韮崎-白馬猿倉-白馬大雪渓-白馬山荘(泊)

      : 12日 小屋-白馬岳-三国堺-白馬大池-栂池ゴンドラ-白馬猿倉-韮崎 
       

 ■ 装備  : 登山靴、ザック、登山用ウェアー、雨具、スパッツ、ストック、アイゼン(6本歯以上)、          防寒着、帽子、手袋、水筒、ヘッドランプ、虫よけ、昼食一日分、行動食、
        非常食、その他


■ 申し込みはこちらからどうぞ!

催行にあたり、同意書は必ず必要です。同意書はこちらです。

保険加入も必ず必要です。日本山岳協会の共済をお勧めしています。こちらです。
                                             

2014年6月1日日曜日

ナメラ沢

笛吹川源流域の沢登りのルートの中でも、初心者向きということで定番なのがナメラ沢
現在のスタートはR140号線、雁坂トンネルの入り口の駐車場です。


整備された車道を歩きます。途中の密集した笹が花を咲かしてました。紫にけむった感じの色で、あまり見ることがない景色。笹は花が咲くと枯れてしまうと言われています。



峠沢との出会い

 全般に沢自体は荒れていてこんな感じです。この沢の売りのナメは随所に出てきますが、石や倒木で歩きにくい印象です。




唯一の5mの滝

小さいのですが、クリンソウのたくさん生えている所があったりしました。



ナメというのは一枚岩なのでツルツルしています。 



それでも沢靴履いて、ホールド、スタンスをよく見ればこんな滝も簡単に登れます。

キバナノコマノツメ

 タチツボスミレでしょう。以外にこの時期花が多いので驚きました。



こんなに明るいナメだとヒタヒタ楽しく登れます。






奥の二俣


テッポウ跡

たいした滝はありませんが、水しぶきを浴びると気持ちいい季節になりました。



ちょっと前までスノーブリッジだったと思わせる残雪




山サクラ


最初の流れだし

詰めに現れたきれいな苔。いかにも奥秩父といった風情です。



主稜線に出ました。青空の割合が少なく残念!



沢登は、読図、ルートファインディング、ロープワークなど山の総合力が試されます。
難しい滝や巻きがない沢で実力をあげる、というのはとてもいいと思います。