石仏愛好家でもなく、道祖神研究家でもありませんが、気になるものは多々あります。
たまたま歩いた山の中に、昔の山人の痕跡があったりすれば、なんだったんだろう?と気になります。簡単にインターネットにつないで疑問が解ければだいたい流しますが、インターネットの世界では分からないことは沢山あります。
今回はそんな事柄で、単発では終わらないと思います。
茅ヶ岳に登った後で、ルートを北に取ってみたら、カラマツの植林地の中にこんな大仏さんがあったとしたら誰でもなんじゃこりゃ!となるでしょう。
金峰山講の御岳道の一つ、北杜市須玉町岩下集落からのものです。
この集落の‘萬屋’という造り酒屋が信心を表すためと道標になるように、だいたい100m間隔で観音様を建立した、その石仏が今でも確認できるという山の中。もちろん読図が必要です。
林道ゲート、4月25日まで開きません。
御岳道の入り口にある石仏。廃仏毀釈で首より上がありません・・・
だいぶ紛失しているようですが、山道を歩いていてこんな石造物に出会えば驚きです!
右はやまみち、左もやまみち、真ん中が御岳道と彫られています。
雲の切れ間から見えたマナリ岩
整理がついていませんが、下山途中に見つけた観音様。
北杜市須玉町岩下集落
山の民の生活の延長の金峰山講だと思うので、もっと調べ上げるつもりです!
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