富士宮口五合目がスタートで、御殿場口五合目がゴール。御殿場口五合目に車を置いて路線バスに乗って富士宮口の駐車場、水ヶ塚に移動です。そこでバスを乗り換えて富士宮口五合目に移動です。
この日は残念ながら雨。水ヶ塚で五合目行きのバスに並ぶ登山者。立派な駐車場なので屋根ぐらいあってもいいだろう!って気持ちでした。
富士宮口五合目に着きました。並んでいるのは水ヶ塚駐車場に下るバスの順番待ち。午前11時に下るということは、山頂ご来光が済んで、つまり山頂に行って下ってきた人たち。この日は天候が良くなかったので、散々な感想でバスを待っている人たちということでしょう。
これから登る人たち。いっこうに止まない雨に一喜一憂しています。それは僕らも同じでした。富士宮口五合目に着いて、1時間くらい高度に慣れている間に止んでほしかった雨。残念ながらそれは叶わず・・・
カメラのレンズも濡れてしまうような立派な雨降りの中の出発。
みるみる川となった登山道。
宝永火口から這い上がるような登山道。
風が弱かったので宝永山にも寄りました。
馬の背と御殿場口下山道を通過して、御殿場口登山道にトラバース。雨はそのうち止むということがわかっていて、翌日は回復するということが前提での行動。
まもなく「わらじ館」到着。初めて泊まりましたがなかなか快適。御殿場口には3つの営業小屋があります。その中で一番標高が低い山小屋です。それでも3000m以上に立地。普通はどの登山口のルートでも八合目あたりの山小屋に泊まります。3300m前後です。低い小屋だと翌日登る距離が多くはなりますが、高山病の症状が出にくいです。それは結構重要な要素かもしれません。
一時的に晴れました。濡れたものをなるべく干しました。
夕食は定番カレー。お代わり自由は魅力的です。お代わり1000円の世界じゃない安心感。
御来光は小屋の前から。
朝食のご飯もお代わりありです。
雲に邪魔された御来光でしたが、朝食を食べていたらしっかり雲の上に出ていた太陽。出発です。
宝永山上部の崖。赤茶けた壁が見えます。夏の間、ここはアマツバメが営巣して子育てをするところ。たくさんのアマツバメの鳴き声や飛ぶ姿に出会えていたのに、もうその姿はありませんでした。
富士宮口八合目へのトラバースルートがあるあたりの鳥居。
御殿場口山頂の鳥居。全体的に傾斜を殺した緩やかな登山道の御殿場口ですが、山頂手前は特に緩やかです。優しさを感じる登山道です。
富士宮の浅間神社の前を通って剣ヶ峰へ。いっつも苦しい馬の背の登り。
山頂記念写真や奥之院参詣、郵便局などを済ませて下山です。一気に下って来て最後のお楽しみの大砂走。
何となく痛々しい道しるべ。風が強い時に飛ばされた小石が当たった跡なんです。
このロープが登山道を示すガイドラインですよ~、と言っていたらズバリ視界がなくなりました。
ガスガスの大石茶屋。
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