伊豆半島のだいたい中心に天城山があるわけですが、そこから南の下田方面はさらにワンダーランドって感じです。海岸線は複雑に入り組んでいて、なかなか時間がないとじっくりめぐることも難しい感じ。伊豆半島の山を考えた時に絶対抑えたいのが伊豆山稜線です。何日もかけてじっくり歩いてみたいところですが、それが叶わないのでドライブしながら少しでも理解したいと思いハンドルを握りました。河津町からGoogleマップに導かれ、西伊豆の松崎を目指しました。松崎の町の手前の那賀川沿いの桜並木。河津桜はもう散り始めですがここのはソメイヨシノでしょうか?まだ春はやってきていませんが、枯れ木でもわかるくらい見事な桜並木です。桜の名所だと思いました。桜並木が登場すると県道15号線を西に進んで松崎の町はすぐそこでした。
なまこ壁で有名な松崎の町。漆喰を盛り上げて塗った壁は、風や雨に強いという事らしいです。それにしてもきれいな壁でした。
外壁や土蔵が見事ななまこ壁です。こじんまりした松崎の町、日本基督教団の松崎教会も訪ねてみました。牧師先生は不在でした。
西伊豆らしい風景です。松崎港は手前の岬の向こうです。
伊豆半島の背骨の、真ん中の伊豆山稜線にドライブです。仁科川の横の県道59号線を仁科峠目指して北に向かいました。途中のワサビ田も伊豆らしい風景です。
県道を長々ドライブして、標高が700m前後になると現れる標識。
つじつまは整理できませんが、伊豆山稜線の猫越岳の周辺は、細かいトレースがたくさんあるという事だと思いました。それぞれ歩いてみないと何とも言えませんが、面白いルートがセッティングできそうな予感。
主稜線の伊豆山稜線だけ歩くのでは面白くないだろうというのは容易に想像できます。古の峠道が主役になるでしょう。その最たるのが天城峠なのですから。峠越えの古道が無数に存在する伊豆山稜線という事だと思います。
山登りを趣味にしている人、つまり我らにとってはとても残念なのですが、主稜線の伊豆山稜線は車道が通っているので、あえてそこを歩くというのはかなり微妙な感覚です。
伊豆山稜線のど真ん中の仁科峠。
天気さえ良ければとんでもない展望が広がる伊豆山稜線。
北上しながら見えた仁科峠周辺の放牧地。
山登りじゃなければ、ただのドライブなら、伊豆半島の背骨を気持ちよくドライブできます。山を登る人にとっては何となく後ろめたいドライブですが…
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