地図読みでした。実践するエリアの地形図に、沢地形と尾根地形がわかるように青と赤の線を引いたものを資料として配りました。本当に狭いエリアの地形の変化を地形図と実際の地形を比較しながら登ったり下ったり、1~2㎞の範囲なのでじっくり取り組めました。地図読みということです。
里山です。ちょっと昔の人々の営みの痕跡がそこら中にあります。そんなことを感じるのも里山の魅力です。これは桑の実。子供のころに口を紫にするまで食べた思い出とお話しする方がいてわかりやすい里山解説でした。
戦後の開拓で建てられた建物。人気の茅ヶ岳の登山口からすぐの開拓地です。
ムラサキシキブの花。秋の山でよく目立つ実ですが、これは花です。
ママコナ 飯子菜
アサギマダラの幼虫。蝶々です。
こんな石積みに敏感に反応するのが里山です。
稜線に上がりました。すっごくしつこいぐらいに稜線に上がる意味を話しました。
皆さん必死に地形図と実際の地形を見比べます。そしてどんどん地形だけを見るようになって行きます。道しるべや赤テープのマーキングなんかは眼中になくなります。そんな些細な情報はどっちでもよくなるくらい地形を意識されるやぶ山三ちゃんの読図です。
⑲のポイントから⑳のポイントに移動。等高線の特徴と地形をじっくり見て進みます。
⑳のポイントの下は傾斜がなくなって難しい読図になりました。
キソチドリが咲いていました。
何が言いたくて、どこでどうしてるんだ!という感じなのかも知れません。㉑が尾根上のコルで、㉒が小ピークです。何度も言いますが、これがやぶ山三ちゃんの読図です。等高線と友達になれます。㉒のポイントはあなたに見せたい等高線がある!と口走ったくらいでした。地形図上の特徴のある地形の等高線はそのまんま特徴のある曲がりをしています。
イチヤクソウが目立っていました。
地形図を見ながらピンポイントで着いた深田碑。
野イチゴ甘酸っぱかったです。
様い範囲なので饅頭峠にも行こうとなりました。
火山活動の延長で出来た饅頭石。黒いのがあんこで、まわりが餅という見立てです。
時間があったのでみたけ道の地蔵尊に会いに行こうとなりました。現在の峠の観音峠のパラボラアンテナ。
昔からの峠の大峠の石仏。
炭焼き釜の跡はお約束みたいなもんです。日本の燃料の供給基地が里山ですから。
いずれにしても、この地蔵尊に出会うと皆さん驚愕の声です。
コアジサイが良い感じで咲いていました。
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