2012年11月29日木曜日

チェーンソー講習会


なんでこの集まりに参加することになったのか、きっかけは忘れてしまったのですが、素晴らしいひと時でした。今までチェーンソーは使ったことはあるんのですが、基本自己流でいまいち確信が持てなかった。それは刃を研ぐということにおいて…
北杜市にお住いの中島和也さんの講習会。実はお会いするのは初めてだったんですが、僕なんかと違って素晴らしいお人柄!経験値の違う6人の生徒にそれぞれ的確なアドバイスをピンポイントで伝えてくれる!僕なんか今までさんざん果樹農家のおじさんたちのアドバイスに???だったのに中島さんの言葉はとても分かりやすかった!    

6年間林業に携わったという実績に裏打ちされた実践的なアドバイス。

安全管理も含めてポイントを押さえているから臨機応変に対応できる。何よりわからないことを言葉に変えてくれるのでとても分かりやすい。 

中島さん、お世話になりました!

2012年11月26日月曜日

平賀文男展 講演会


韮崎駅前の市民交流センターニコリで開催中の平賀文男展、昨日は講演会がありました。


演題「平賀文男の生涯と父としての平賀文男」講師は、平賀文男の次男 平賀和夫さん。
生前の平賀文男を生き生きと語っていただきました。



講演すんで記念撮影。左から、山梨県立文学館館長 近藤信行さん、平賀和夫さん、山梨県山岳連盟会長 秋山泉さん、東京エレクトロン韮崎文化ホール理事長 林紘子さん


今回の講演会、会場いっぱいに人が入り大成功でした。次回は2月10日(日)、大正13年5月の赤石岳登山の映像、もちろん平賀文男御一行様。と最近の南アルプスの写真、解説はガイド三上!皆さん是非いらしてください!

2012年11月25日日曜日

丹沢ロープワーク講習会





静岡山岳自然ガイド協会のロープワーク講習会。丹沢の山岳スポーツセンター、公園になってる広大な敷地の一角で実施。最寄りの駅は小田急線の渋沢駅で大倉バス停が登山口。駐車場が朝から満車で、渋沢の駅近くに車を置いてバスに乗る。登山者でいっぱいのバス。あいにくの雨ながら、9名のガイドが集まった。



本日の講師は、西方太山岳ガイド。まずはいろいろな結び方のおさらい。これはラビットノット、スリングにカラビナ2枚でセルフビレーを取ります。



固定ロープでも、鎖場のクサリでも、セルフビレー用のカラビナは下から上の確認。上から下だとカラビナのゲートが岩にぶつかってしまう。こんな感じに細かいことの再確認。

お昼はバス停近くの蕎麦屋。巨大なかき揚げが名物で、暖かい蕎麦でいただきました。
この日は底冷えがしたので、おいしかったです。



いろいろな想定のもと、確認事項は続きます。これは、フィックスロープの張り方の確認。

フィックスロープ、ショートローピング、搬送、引き上げ、を中心にロープワーク技術の再確認の1日でした。

備えあれば憂いなし、何があってもおかしくない山の中で、最善を尽くすためのトレーニングでした。


これは、引上げ。こうしてガイド登山のいざという時のために日々研鑽しています。

2012年11月14日水曜日

白根南嶺の初冬

標高830mの奈良田周辺は紅葉まっさかり!




やっと着いた無人の大門沢小屋で食事を取っていると、みるみる雲が飛んでいって
現れた大唐松尾根に雪…その時はまだ稜線の雪の状態がわからなかった。



ここから大門沢コースの真骨頂、怒涛の登りが始まります。気を紛らわせるのに標高差100mをどのくらいでこなせるか?時計とにらめっこ。この日は大体、10分から15分の間でした。

集中して半袖で登っていたら知らぬ間に冬の世界!下山後風邪をひきました。




大門沢下降点にある鐘の向こうが農鳥岳。時間があったらピストンしようと考えていましたが、あまりの強風で、既に立っているのがやっとって感じ。いろいろ悩んで笹山に向けて南下することにしました。 



この写真は風も写ってます。大門沢は広河内の支流で、広河内のテッペンだから広河内岳。盆地から見て農鳥の左に小さく尖って見える山です。



広河内から南はこう見えます。

なんだかクジラの背中のようですが、3㎞くらい続きます。

この中に大籠岳(大古森沢のテッペン)、白河内岳(白河内のテッペン)があります。細かいアップダウンの連続です。

実はかなり焦っていて、暗くなってからではどうしようもないのでと思いつつ、風を少しでも避ける場を広河内岳の下の
二重山稜に決定!



遠くに見えるのは塩見岳です。青いのはツエルトです。ストックと這松で何とか空間を作りましたが、朝には半分雪で埋まってました。風は避けられたのですが、結局吹き溜まりなので雪はどんどんたまります。



結局、風がやむことなく吹き続く中、出発。まずは大古森岳(大籠岳)。遠くには農鳥、北岳、八ツが見えます。 



塩見岳側からずっと強風。石が飛んで来ないだけまだましか。



やっと、クジラの背中の端っこまで来ました。ここの下りのルートファインディングはとても難しかったです。

岩や這松の間をぬうジグザグルート。外すと大変で、吹きだまった這松に股までズボ!

ここ独特の目印にだいぶ慣れては来てました、小さなケルン、とても助かりました。こういうところは地図は通用しません。

地図は大まかな方向の確認のみで、基本、人の痕跡を見つける勘です。

思い出したのが、ホワイトアウトの黒百合平の天狗の庭。あそこも範囲は狭いけど大まかな方向性と後は勘です。



やっとここまで来ました。約二週間前にゲストとここに来たときはまだ冬は来ていませんでした。

あとは奈良田まで3時間くらいの下りだけです。


すぐ手前のなだらかなのが白河内岳です。

ガイド山行で笹山にテント泊の時はここまで足を延ばしてもいいかもしれないなぁ~。

2012年11月9日金曜日

笹山 山梨百名山達成おめでとう!

山梨百名山のひとつ笹山です。

笹山は少し頑張れば日帰り可能なのですが、あえてテント泊で!というリクエスト山行です。

とても静かな奈良田湖、奥の集落が奈良田。広河原行きのバスの発着所もあります。



奈良田湖の西の白河内という沢の出合いの奥が登山口です。水力発電所の巡視路がスタート。
ひと登りで山の神です。

この写真はルートの半分くらいの水場への分岐地点です。水場はここから南西でトラバース気味に30分くらいです。

今回もそうだったのですが、とても獣の濃いところなので注意が必要です。まだ体温が感じられるような熊棚がありました!

景色は良くないのですが、樹林帯の気持ちいい道です。

山頂で万歳!

 山頂です。

笹山はゆるやかな双児峰です。冬には白い北峰が甲斐市からよく見えます。

2012年11月2日金曜日

苗場山 初冬 


山をゆっくり気の合った仲間と登りたいというリクエストがありました。
忙しさに答えを出せないでいました。

夏には北アルプス方面に行く約束もしていたにもかかわらず、それも答えられませんでした。
申し訳なく思っていたところ‘苗場山’は?といただきました。

もう季節も遅いし、ずいぶん遠いところ…と少し気が重かったのですが…

大正解でした!すばらしい初冬の山を堪能できました!Aさんありがとうございました!



朝5時甲府を出発。上信越道から秋山郷を目指しました。今回は最短コースの小赤沢から。

小赤沢コースの駐車場まで4時間半かかりました。周辺は紅葉真っ盛り!



高度を上げるにしたがい、紅葉の世界は終わり、前日の雨が葉を落とした木々に凍りつき見事な霧氷を見ることが出来ました。



程なく山頂湿原。この傾斜の劇的な変化の最大の感動は、なんといっても無数の池塘群とシラビソの森。オーバーに言えばこの世のものとは思えません。
濡れた木道が凍ってさらに歩きにくくはなっているものの、歩きにくさを超える景色!

のんびり歩きながら、今夜の宿‘苗場山ヒュッテ’に到着。素朴で快適な小屋でした。食事にネマガリタケのタケノコが沢山出てきたのも、雪国という感じ。ただ飲み水は有料です。

翌朝、朝食まで時間があったので日の出を眺めに外に出ました。小屋の温度計は-5℃!全く寒い朝でした。

雲一つない朝で、遠くの山がよく見えました。妙高山、火打山が意外と近いです。日の出は谷川岳から昇りました。山頂も数分なので行ってみました。ただあまりにゆる~い傾斜なので、よく見える周りの山々もいまいち…山座同定はとがった山の方がいいみたいです。



見事な日の出でした。木道の上も霜が分厚く降りていて、少し日が昇ってからのんびり下山。
歩く時間も短いのですが、それ以上のドライブも待ってます。温泉も絶対ですし!



なんだかこのまま下ってしまうのがもったいないような高層湿原。一番手前のとんがりが坪場のピーク。その奥が有名な日本ニ百名山の一つ、鳥甲山(とりかぶと)遠くは北アルプス北部。



時間があるので、坪場のピークまで行ってみようとなりました。初めはトレースがはっきりしていたのですが、最後の登りは藪漕ぎ、ごちそうさまとなりました。むこうが苗場山山頂です。
木道も見えます。左と右の傾斜の違いが、山頂湿原なんです。



下山して寄った温泉は‘のよさの里’。内湯と露天風呂ありの落ち着いた温泉でした。露天風呂からは鳥甲山の稜線がよく見えました。

池塘の苗場山、登山口は複数あります。高山植物も豊富で四季を通じて楽しめそうです。
次は残雪のころ6月に計画したいと思ってます。ぜひ!
ただ、アプローチが長い!