青笹尾根は、国道R140号雁坂トンネル手前の鶏冠山大橋の西のたもとから登ります。
割と長い尾根で、標高差約1100m、距離は約6㎞、雁坂トンネルの駐車場から山頂の西破風山まで。その名の通り青い笹がとても綺麗な尾根です。登山道として使われていたかどうかは調べていませんが、この辺りを代表する尾根ともいえます。
鶏冠山がよく見えます。国道のループ橋も。
すぐに防火帯の切り開きを登るようになります。ときどき急斜面が出てきてしんどいです。
防火帯の上部は、まるで蕨の畑です。
この時期はとんでもないことになると去年予想していました。
採りながら歩いたのですが、途中で嫌になってしまいました。きりがないんです。
西破風山が展望できました。防火帯の終わりです。
とてつもなく大きなブナの木がありました。
シャクナゲが満開でした。基本標高によって開花時期が違うのでしょうが(低いところから咲いていく)、日当たりも関係しているようで、同じ場所でも日蔭はまだ蕾という感じでした。
なだらかな傾斜に笹、ダケカンバ、アズマシャクナゲ、カラマツの新芽
``青笹公園´´と命名したくなるような素敵な場所です。
見事にかたまって咲いていました。
部分的に縞枯現象もあったりします。
広瀬湖と青笹尾根を見下ろします。
西破風山頂
西破風の山頂は展望がありませんが、青笹尾根の最後は岩がごろごろしていて周りの山がよく見えます。木賊山と甲武信岳、遠くは国師岳と金峰山方面です。
青笹尾根、途中にいくつも最高のテントサイトがあり、とても綺麗な尾根です。
水はナメラ沢側に30~40分ぐらいで確保できるでしょう。地図の地形を見ながら、流域面積が多そうな枝沢に入れば簡単でしょう。
本当にきれいな尾根です。読図も難しくないです。秘密の情報としては、この時期でもコシアブラの畑のようになったところが、一定の標高の所にあります!
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