2015年2月15日日曜日

曽川下降


毘沙門堂の帰りということになります。
どうも地形図の波線があやしくなる感じがした、北へのトレースでした。現場判断です。結果、その判断はズバリ正解だったのですが、ここを下見なしでトライするのは遭難予備軍ということになっちゃいます。今回・・・大いに反省です。

マンションのようなキツツキの穴



鹿の踏み跡ばっか。

どこをチョイスしても簡単ではなくなる気がして、素直に主稜線に出て地形図の大峠を目指しました。大峠最高地点の様子です。


2月11日のトレース

大峠に登り、ズタズタにされた林道に入りました。


ほうき原を見下ろして、そこに向かいます。大峠と838m三角点三馬頭山の間の最低鞍部です。


仕事の感覚で、三角点三馬頭山838メートルを確認しピストンしました。恩賜林の関係者の方々、三角点と恩賜林標は違うものなので、赤ペンキは勘弁してください!


ほうき原

毘沙門堂までの地形図の徒歩線が正確だったので、心を許したおいらの間違い・・・ほうき原から沢筋をちょっと下ればむかしの道が出現!とはなりませんでした・・・下の写真は、毘沙門堂からくるとしたら唯一の弱点のルンゼです。それにしても普通には歩けないみちでしょう!地形図の毘沙門堂から北東に延びるほうき原への波線は存在しません。道はなく、ただの沢です。


こんな印象の沢


それでも時々現れる人の痕跡··· 


すっごい山の奥なのに立派な石積み。 


地形図の右岸にあるはずの徒歩道には裏切られ続け・・・滝また滝・・・


 あるはずのむかしの道はなく、真冬の沢下りになってしまいました!

むかしの道を発見した時はかなり下った後でした・・・びっくりするくらいの石積みは橋が架かっていた跡です。


ここまでの道になれば平気です。


突然出た伐採地。写真ではわかりませんが、稜線の新しい林道のガードレールが見えました。


これいいっすよね!馬頭観音ですが、観音様の頭に馬の頭のデザイン。


畑の跡です。無残なくらい雑草だらけですが、やばい沢から抜け出した後ではホットします。



最後の林道

中山と高萩は隣り合う集落でした。別物です。いずれにしても谷間の集落の両側が切れたった
険しい地形です。人の営みが奇跡に感じられる場所ですが、山梨にはこんな場所がたくさんあります。

3 件のコメント:

  1. こんにちわ。nara3です。なんと今日私めもここ歩いてきました。足跡が新しいと思っていたら三上さんでしたか。物好きな人もいるもんだと尾根の雪道の足跡を見て、曽川に下ってもまだ足跡があるじゃないの。ほとんど同じところ歩いてるんだなあと曽川の剣呑な破線道を下りました。ところで838mピークは三馬頭山て言うんですか。三ツ俣尾山と昔は標示板がくくりつけられていましたが。

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  2. 「豊富村誌」平成12年3月発刊。
    この中に出てくる山名を参考にしました。
    驚きですね、同じルートを同じ日に歩いていたとは!nara3さんはどんな山登りをなさる方なんでしょう?
    毘沙門堂が目的だったのですか?アドレスを教えていただけたら写真を送ることもできますが!

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  3. 豊富村誌にあるんですね。ちなみに私は月曜日です。ヤマレコに今アップしたところですが、彷徨好きな山旅をする者です。毘沙門堂は3年前に行きました。上から尾根を下ると安全です。

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