山頂のオキナグサで有名な霧訪山きりとうさんに行ってきました。
尾根の繋がりでいえば中央アルプスと繋がっていますが、エリア的には美ヶ原から南下した高ボッチと一緒という印象です。中央分水嶺というとらえ方もあります。霧訪山の東は天竜川から太平洋に流れ、西側は松本方面に流れて、犀川に合流して信濃川となり日本海にそそぐ。結構有名な山なのでさっそく団体さん到着。○○ツアー・・・
なんか勘違いしていたのか・・・昭文社の地図抜きで地形図だけ持って行きました。ここのところの変なクセで地図読み山行みたいになってしまった始まり・・・
面白かったのは、送電線の巨大交差点のようなエリアでした。東京電力、中部電力。
登山道と巡視路、共有しています。季節を感じていただきたく柏餅の登場です。端午の節句
鉄塔も特徴があって、先端に向かって細くなるやつと、広がるやつといろいろでした。そのくらい送電線の交差点がやたら登場します。読図では結構重宝します。送電線の鉄塔は必ずと言っていいほど尾根にあります。送電線自体も自分がどこにいるかの目安になります。地形図上では鉄塔は表現されていませんが、送電線は線で表現されています。線が屈曲している所は鉄塔です。下の鉄塔は東京電力のもの。万歳しています。
シハイスミレ
マルバスミレ
地形図に登山道が、徒歩線がほとんど入っていないという珍しいエリアでした。地形を見ながら状況判断をしました。
ヤブレガサ
送電線と八ケ岳方面
味わいのある道標
ヒゲネワチガイソウ
またしてもカタクリ登場
エイザンスミレ
ヤマブキ
ニリンソウ
大柴山から霧訪山に続く稜線上にはフラワーロードがあります。
カタクリとニリンソウの競演。とっても素敵な所です。
柔らかいカラマツの新芽
地形図上で現在地同定がわかりやすい送電線
霧訪山山頂
保護された、数少ないオキナグサ
オキナグサ
オキナグサどアップ
オキナグサ
一番大きな株
こんな季節になりました!
砂防堰堤の水のたまりにうつった山がきれいだな~と見ていたら、何やら気配が・・・
カモシカ。左の後ろ足、怪我をしているようでした。
沢筋のニリンソウは、尾根のニリンソウよりも元気で立派です。
エンレイソウ
終わってしまったミズバショウ。
ここの整備は、地元の「下西条みどりの会」の皆さんがなさっているそうです。会長さんにお会いしました。手作り感いっぱいの道標や遊歩道の整備、霧訪山情報の発信などをなさっているそうです。
登り始めて尾根筋に上がったところで熊を見かけました。大柴山コースの最初の鉄塔のずっと手前、西の方に駆け下って逃げて行きました。そんな情報も会長さんにお伝えしました。
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