2016年10月12日水曜日

富士山奥庭

天候不順が続き、やっと晴れた今日。山頂に登るだけではない富士山の魅力に触れようと、吉田口五合目を目指しました。朝から晴れていて、河口湖大橋からも富士山がばっちり見えました。


インターナショナルな観光地富士山です。そのインターナショナルな観光客が来る前の時間なのでのんびりしている吉田口五合目。


南アルプスの全景も見えたし、北アルプスの南の山々もばっちり見えました。


吉田口五合目からの周回ルートです。目的地は五合目駐車場の西、奥庭です。スバルラインを歩いたのでは面白くないので精進口登山道を三合目まで下るスタート。


いつ頃誰が整備したかはわかりませんが、歩きやすい道です。


自然のままのカラマツの大木にサルオガセがたくさんぶら下がってました。とろろ昆布みたいな地衣類です。空気中の水分を吸収しながら光合成をしています。風が弱く、空気のきれいなところでないと育ちません。


こんな看板も。


この周りは原始林だそうです。人の手が全く入っていない森ということ。


精進口登山道三合目まで、スバルライン五合目から下ってきました。ここから奥庭まで登りが続きます。いよいよ素晴らしい森が始まります。


苔のカーペットを敷き詰めたようなきれいな森です。


登山道の途中が面白いことになっていました。強風で落ちたウラジロノキの葉っぱがたくさん落ちていて、森の様子を一風変わったものにしていました。


結構倒木がじゃまをしていた登山道。


オブジェのようなカラマツの古木が出迎えてくれた奥庭。30人くらいで賑わっていました。この小さなピークも、寄生火山と言われる側火山のひとつです。


奥庭から見た富士山頂。


この草はコケモモです。アルプスのコケモモよりたくましい感じの株ばかりです。少し太陽が当たるようなところはまるでコケモモの畑のようです。ところがこの時期の実があまりついていません。


立派な売店が奥にはの真ん中のあります。


赤いまあるい粒はコケモモの実。


コケモモ酒なんかが売られていました。あまりに少ないコケモモの実の原因はこれだったのでしょうか?まさかね~!


きりっと立ったカラマツの木々。


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