黒斑山は浅間山の外輪山にあるピークの中で、一番標高の高いピークです。2404m。
前夜は雨。寒気も入ってきていたので、標高の高いところは雪なんだろうと思っていました。まだ冬山モードになっていない体と心の準備と強風予報の天気。佐久市に入った国道141号線から見えるはずの浅間山も雪雲に覆われたままでした。
高峰高原ビジターセンターも冬期休業。天候がイマイチだと登る意欲もイマイチな皆さんとご一緒でしたが、この日は強風にもめげずに登る気満々。帰ってからあの意欲は何だったんだろうと反芻してみて、こんなことをしゃっべったのを思い出しました。「今日はやったらラッキーだと思います!天気が崩れた翌日はとんでもない景色に会えるかも知れません!この時期なら真っ青な青空と霧氷です!」
浅間山は火山です。警戒レベルのアナウンスがされています。レベル2~火口内や火口の周辺部で、生命に危険を及ぼす火山活動(噴火)が発生した、あるいはその恐れがある。 火口周辺は立ち入りが規制される。~中央火口丘である浅間山からは、火口原(へこんだところ)を隔てているので心配はないとは思いますが、一応警戒です。
長野県内に最近見かける登山届に関する案内板。僕は「コンパス」で登山届けを出します。
本当に寒い日。登山道のような比較的平らなところは真っ白な雪でした。
表コースというのでしょうか?尾根を歩きました。以前はなかっただんだんの階段状の整備がされていました。歩きにくいんだよな~こういうの・・・
外輪山の縁、縁の向こうは壁になっていて、降り立てば火口原です。
万が一のためのシェルター。
ピークが槍ヶ鞘なのか、火口壁の岩峰を指すのか調べてなくてわかりません。
出そうで出ない浅間山でした。ガスが晴れるかどうかということです。
積雪量は少ないものの、白い雪と青空は冬の景色でした。
トーミの頭。とーみのかしらです。
こんな日に携帯電話の無線基地の設置。寒くてしょうがない作業員さんは、-12℃なんて言ってましたがそこまで低くはなかったです。でも風があったので体感温度はそんな感じでした。
黒斑山山頂。ここでも無線基地の工事。auの工事だそうです。工事が終われば周辺でauが繋がるようになるということでした。
霧氷を期待していましたがイマイチでした。景色を楽しむ余裕を奪うくらいの強風でした。
火口原の湯の平に降りる登山道の分岐。上から見えましたが、結構覚悟が必要な急で狭い登山道でした。
トーミの頭。
気まぐれな青空登場。
下山は中コースです。沢地形を下りますが、途中霜柱の回廊のようでした。
中コースの下の方から見える、車坂峠とスキー場。
青空。
黒斑山天然カラマツ林植物群落保護林。案内板より
「天然のカラマツ林で、大正から昭和にかけて母樹林として種子を採取してカラマツの植林が行われた。」
寒くなって雪を作る作業が忙しいアサマ2000スキー場。オープン予定は11月19日だそうです。
車坂峠から下るにしたがってどんどん奇麗な紅葉になりました。
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