富士山の南側、静岡の宝永山に行って来ました。所属している静岡山岳自然ガイド協会の研修です。エコツアー・伝える技術というテーマ。富士宮口五合目に集合してのスタート。写真は五合目の登山口です。
暖かい陽気で、富士山の厳しさが全くない感じの日。風もなくポカポカ陽気でした。
地面のスコリアがどうのこうの・・・エコツアーという感覚だといろいろ伝えたいことがたくさんあるのでなかなか前に進まない感はあります。
富士宮口五合目から登って、六合目の小屋の手前。ここは溶岩が流れ出した痕跡がある場所ということを初めて知りました。割れ目火口というのか火口列(火口が連続して分布する)というのか。
冬期通行止めの登山道。六合目の小屋の横のバリケード。
いい感じのカラマツの黄葉が残っていました。
講師の大嶽さん、いろんな小技を繰り出します。富士山にも尾根と谷があるということを言いたかった!
やはり特別感のあるランドスケープの宝永火口。迫力に圧倒されます。色っぽいという感想もあります。
宝永火口から宝永山への登りはしんどい登り。どうやって楽に登るアドバイスをするか?本当は楽ではないのだけれど、それでも無駄なエネルギーを使わないで登るためには、どんなふうに言ったらいいか?それぞれのガイドが持論を展開しました。
そのまんま夏道を登っても山頂に行けるくらいの陽気。
箱根の山もバッチシ見えてます。
1707年(宝永4年)、今の宝永第二火口が噴火して(下の写真の左側のくぼみ)、続いて第三火口が噴火して、宝永山が膨らんで、第一火口が爆発して今の形になったそうです。つい300年前のことなんです。
第二火口の縁から見た第一火口と宝永山。
第一火口と富士山頂。
樹林帯ルートで富士宮口五合目に戻りました。カラマツの葉がふかふかの道でした。
村山古道の道とクロスします。
富士宮口五合目からの帰りは朝霧高原を通ります。ススキの穂と夕焼けの富士山です。
今後とも、よろしくお願い致します。
返信削除